════════════════════════════════════════════════ IKIGAI TOWN プレスリリース|2026年8月11日 そのまま記事化パック(CC BY 4.0・改変可・事前連絡不要) ════════════════════════════════════════════════ 【見出し案】 ●媒体記事用(全角40字以内) 墓じまい、多いのは都会でなく長崎32.5% ●SNS・タイトル用(全角60字以内) 墓じまいが多いのは都会ではなかった ── 改葬17万件を都道府県別に再計算、長崎は亡くなった方3人に1件 ●短尺(Yahoo!トピックス想定・全角13字) 改葬率 長崎が全国1位 ──────────────────────────── 【記事本文】ここから下、そのまま出稿可 ──────────────────────────── ■リード ライフプランメディア「IKIGAI TOWN」(運営:スペシャリスト・ドクターズ)編集部は、厚生労働省 「衛生行政報告例(令和6年度)」の改葬(いわゆる墓じまいを含む)17万6,105件を都道府県別に 再計算した。実数のランキングでは北海道・東京・大阪が上位に並ぶが、同じ表に載っている 死体の火葬件数(=その地域の葬送の規模)で割ると、順位はほぼ入れ替わる。改葬率の1位は 長崎県32.5%で、亡くなった方3人につき1件に近い割合。東京は実数2位から改葬率28位、大阪は 3位から31位へ下がった。墓じまいは都市で起きている現象ではなく、帰省先で起きている。 ■実数で見るか、割合で見るかで、まったく違う地図になる  都道府県 改葬件数 実数順位 改葬率 改葬率順位  長崎県  6,656件   9位  32.5%   1位  山口県  4,752件  13位  23.4%   2位  鹿児島県 5,633件  11位  22.2%   3位  沖縄県  3,621件  17位  20.8%   4位  北海道  14,628件   1位  18.8%   5位  東京都  12,982件   2位   9.1%  28位  大阪府  10,376件   3位   8.8%  31位  福井県   242件  47位   2.3%  47位 全国平均は10.6%、最高と最低の差は14.0倍。北海道だけは実数1位・改葬率5位と両方で上位に残る。 ■上位は離島と、人が出ていった地域 改葬率の上位10は、長崎32.5%、山口23.4%、鹿児島22.2%、沖縄20.8%、北海道18.8%、高知16.0%、 島根15.9%、和歌山14.8%、石川14.3%、香川13.9%。いずれも離島を多く抱えるか、長く人口が 流出してきた県である。 墓を継ぐ人がその土地にいなくなり、都市部へ出た子や孫が自分の住む場所の近くへ墓を移す。 あるいは永代供養へ切り替える。その動きが数字に表れている。 下位は福井2.3%、宮城4.8%、山形4.9%、群馬5.3%、新潟5.4%。 ■増えているのは一部の地域ではない 令和6年度の改葬は全国17万6,105件で、令和5年度の16万6,886件から+5.5%。47都道府県のうち 34県で前年度から増えている。特定の地域の事情ではなく、全国的な流れとして進んでいる。 あわせて、引き継ぐ人が確認できないまま整理された無縁墳墓等の改葬が3,006件あった (改葬件数の内数)。 なお改葬件数は現在の墓地がある市区町村で計上されるため、改葬を決めた人がその地域に 住んでいるとは限らない。長崎の32.5%は、長崎に住む人だけが作った数字ではない。 IKIGAI TOWN 編集長の塩飽哲生氏は「お盆に合わせて墓じまいの記事は数多く出るが、その ほとんどが全国の件数か実数のランキングで、それでは『どこで起きているのか』が分からない。 正規化すると上位は離島と人が出ていった地域で、まさに帰省先だった」と話す。 ──────────────────────────── 【集計方法と使用データ】 ──────────────────────────── 集計名:改葬(墓じまい)の都道府県別再計算 ── 実数と「葬送規模あたりの率」     (IKIGAI TOWN 編集部集計) 集計主体:スペシャリスト・ドクターズ株式会社(IKIGAI TOWN 運営) 使用データ:  厚生労働省「衛生行政報告例」第4章 生活衛生 第6表  「埋葬及び火葬の死体・死胎数並びに改葬数,都道府県-指定都市-中核市(再掲)別」  令和6年度(2024年度)… 2025年10月21日公表  令和5年度(2023年度)… 2025年9月25日公表  いずれも2026年8月11日時点で確認 集計方法:改葬率=改葬件数 ÷ 死体の火葬件数 × 100(分母に死胎は含めない)。      分母に人口ではなく同一表の火葬件数を用いることで、別統計との年次のずれや      境域変更による誤差が入らないようにした。 留意点: ・改葬はその年の死亡と直接対応しないため、改葬率は厳密な比率ではなく、地域の葬送規模に  対して墓がどれだけ動いているかを示す相対指標である ・改葬には墓を撤去する「墓じまい」のほか、別の墓地へ移すケースも含まれ、統計上は区別できない ・件数は現在の墓地がある市区町村で計上されるため、改葬を決めた人がその地域に住んでいるとは  限らない ・改葬にかかる費用は墓の大きさ・立地・移転先の形態によって幅が大きく、一律の相場は示せない ・手続き上は、現在の墓地がある市区町村長の改葬許可が必要 ・本集計は特定の地域・墓地経営者・宗教法人・事業者を評価または批判するものではない ──────────────────────────── 【媒体別の切り口メモ】 ──────────────────────────── ●社会・生活メディア  「墓じまい=地方の過疎の問題」という印象を、実数と率の両方で検証した記事。  実数は人口規模をなぞるだけで、どこで起きているかは正規化しないと見えない。 ●地方紙・県域メディア  自県の改葬率と順位、前年度比。特定県に絞った集計や過去年度との比較を提供可能。  CSVに全47都道府県を収録。 ●シニア向けメディア  帰省で確認しておくべき3点(墓地の管理者は誰か/年間の管理料はいくらか/誰が払っているのか)。  決めることまでは不要で、前提の共有が目的という書き方が読者に届きやすい。 ●テレビ・ラジオ  図1が1枚で伝わる(東京は実数2位→率28位、大阪3位→31位)。  長崎32.5%=亡くなった方3人につき1件に近い、という言い換えが分かりやすい。 ──────────────────────────── 【素材】 ──────────────────────────── 図1(実数と改葬率の順位の入れ替わり) media/fig1-kaisou-gyakuten.png / .svg 図2(改葬率の上位10・下位5) media/fig2-kaisou-ritsu-ranking.png / .svg 数値データ(全47都道府県・出典付き) data/kaisou-todofuken-2024.csv 出典表記(コピペ用): 出典:IKIGAI TOWN 編集部集計(厚生労働省「衛生行政報告例」令和6年度) 追加集計・取材:support@ikigai.town(メールのみ)