ハウスメーカー 坪単価ランキング【2026】
15社を安い順・高い順で完全比較
結論:2026年4月時点で最も坪単価が安いのはタマホームの45〜65万円、最も高いのはヘーベルハウス・積水ハウスの95〜130万円です。ただし、坪単価だけで決めるのは危険です。同じ「坪単価70万円」でも、付帯工事・外構・諸費用を含めた総額は坪単価の1.2〜1.3倍に膨らみます。本記事では主要15社の坪単価を安い順で並べ、30坪・35坪・40坪で建てた場合の建物本体価格と総額目安を試算しました。
この記事の結論
- 安い順TOP3:タマホーム(45〜65万円)/アキュラホーム(50〜70万円)/ヤマダホームズ(55〜75万円)。
- 高い順TOP3:ヘーベルハウス(95〜130万円)/積水ハウス(90〜130万円)/三井ホーム・住友林業(85〜120万円)。
- コスパ最強の中央値帯(坪70〜80万円):一条工務店・アイ工務店・セキスイハイム・ミサワホーム。
- 総額=坪単価×延床面積×1.2〜1.3(付帯工事・外構・諸費用込み)。建物本体だけでは予算計画は立たない。
- 坪単価は小さい家ほど割高。25坪より35坪、35坪より40坪の方が坪あたり単価は下がる傾向。
安い順ランキング(主要15社・2026年4月)
標準的な商品グレード・延床30〜35坪の建築実例レンジからの目安です。同じメーカーでも上位商品と標準商品で数十万円の差が生じるため、あくまで最初の絞り込みの目安としてご覧ください。
| 順位 | ハウスメーカー | 坪単価目安 | 帯 | 主な工法 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | タマホーム | 45〜65万円 | ローコスト | 木造(在来) |
| 2 | アキュラホーム | 50〜70万円 | ローコスト | 木造(在来) |
| 3 | ヤマダホームズ | 55〜75万円 | ミドルローコスト | 木造/木質パネル |
| 4 | 桧家住宅 | 60〜75万円 | ミドルローコスト | 木造 |
| 5 | アイ工務店 | 60〜80万円 | ミドル | 木造 |
| 6 | 一条工務店 | 70〜95万円 | ミドル上位 | 木造(2×6) |
| 7 | セキスイハイム | 75〜95万円 | ミドル上位 | 鉄骨/木質 |
| 8 | ミサワホーム | 75〜95万円 | ミドル上位 | 木質パネル/鉄骨 |
| 9 | トヨタホーム | 75〜95万円 | ミドル上位 | 鉄骨ユニット |
| 10 | パナソニックホームズ | 85〜110万円 | プレミアム下位 | 鉄骨 |
| 11 | 大和ハウス | 85〜120万円 | プレミアム | 鉄骨/木造 |
| 12 | 住友林業 | 85〜120万円 | プレミアム | 木造 |
| 13 | 三井ホーム | 90〜120万円 | プレミアム | 2×4/2×6 |
| 14 | 積水ハウス | 90〜130万円 | プレミアム | 鉄骨/木造 |
| 15 | ヘーベルハウス | 95〜130万円 | プレミアム | 重量鉄骨 |
高い順ランキング(同じ15社の逆順)
「予算に余裕があるので、長期の耐久性・ブランド・デザインを最大化したい」という方向けの並べ替えです。1位のヘーベルハウスは重量鉄骨+ALC外壁で60年住宅を謳い、長期TCO(総保有コスト)では意外に合理的な選択になるケースもあります。
| 順位 | ハウスメーカー | 坪単価目安 | ウリ |
|---|---|---|---|
| 1 | ヘーベルハウス | 95〜130万円 | ALC外壁・60年住宅 |
| 2 | 積水ハウス | 90〜130万円 | 最大手ブランド・ダインコンクリート |
| 3 | 三井ホーム | 90〜120万円 | デザイン性・2×6 |
| 4 | 住友林業 | 85〜120万円 | 銘木・ビッグフレーム構法 |
| 5 | 大和ハウス | 85〜120万円 | xevoΣ・鉄骨の広いLDK |
30坪・35坪・40坪で建てた時の建物本体価格
坪単価と延床面積を掛け合わせた「建物本体価格」の試算です。実際の総額はここに付帯工事・外構・諸費用(坪単価×延床×0.2〜0.3)が加算されます。
| メーカー | 30坪 | 35坪 | 40坪 |
|---|---|---|---|
| タマホーム(坪55万円想定) | 1,650万円 | 1,925万円 | 2,200万円 |
| アイ工務店(坪70万円想定) | 2,100万円 | 2,450万円 | 2,800万円 |
| 一条工務店(坪82万円想定) | 2,460万円 | 2,870万円 | 3,280万円 |
| セキスイハイム(坪85万円想定) | 2,550万円 | 2,975万円 | 3,400万円 |
| 大和ハウス(坪100万円想定) | 3,000万円 | 3,500万円 | 4,000万円 |
| 積水ハウス(坪110万円想定) | 3,300万円 | 3,850万円 | 4,400万円 |
| ヘーベルハウス(坪115万円想定) | 3,450万円 | 4,025万円 | 4,600万円 |
※ 各帯の中央値前後を想定した試算。オプション・地域・時期で前後します。
総額の出し方|坪単価×1.2〜1.3の内訳
ハウスメーカーが広告で提示する坪単価は「建物本体価格」のみ。実際に家を建てて住めるようにするには、以下の追加費用がかかります。
- 付帯工事費(建物本体の15〜20%):地盤改良・給排水・ガス・屋外電気工事・仮設工事
- 外構・エクステリア(100〜300万円):門扉・塀・駐車場・庭・カーポート
- 諸費用(建物本体の5〜10%):登記費用・住宅ローン事務手数料・火災保険・印紙代・不動産取得税
- オプション・カスタマイズ(100〜500万円):標準仕様から外れるキッチン・浴室・床材のグレードアップ
- 家具・家電(100〜200万円):カーテン・照明・エアコン・家電買い替え
結果として、坪単価×延床面積の1.2〜1.3倍が「実際に住むまでの総額」になります。坪単価80万円・35坪なら建物本体2,800万円、総額3,360〜3,640万円が目安です。
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坪単価の「罠」5つのチェックポイント
① 小さい家ほど坪単価は割高
キッチン・浴室・玄関など延床面積に関係なく同じ費用がかかる部分があるため、25坪より35坪の方が坪単価は1〜2割安くなります。「坪単価60万円」と言われても、それが30坪前提か25坪前提かで総額は変わります。
② 標準仕様とオプションの境界
ローコスト帯で特に注意すべきポイント。標準キッチンはグレードが低く、多くの人が結局オプションで10〜30万円アップしたキッチンを選びます。「標準のままで建てた実例」を見せてもらうと、見た目のギャップが分かります。
③ 延床面積と施工面積の差
延床面積(登記上の床面積)と施工面積(吹き抜け・バルコニー・玄関ポーチを含む)で坪単価は大きく変わります。メーカーが施工面積ベースの坪単価を出している場合、延床ベースに換算すると1〜2割高く見えます。
④ 付帯工事の「別途見積り」
地盤改良費は地盤調査結果次第で0〜150万円と幅が大きく、初期見積りには含まれません。契約前に地盤調査を実施し、不要な場合は契約条件に明記しましょう。
⑤ 値引き率は契約タイミング次第
決算期(3月・9月)・モデルハウス売却時期・営業成績との兼ね合いで5〜10%の値引きが出ることがあります。複数社相見積りを取って比較する姿勢が重要です。
年収別|無理のない坪単価ライン
35年・変動金利0.5%・返済比率25%以内を前提に、各年収で無理なく選べる坪単価帯を整理しました。
| 年収 | 借入可能額(目安) | 総予算(目安) | 延床35坪なら坪単価 | 向くメーカー |
|---|---|---|---|---|
| 400〜500万円 | 3,000〜3,500万円 | 3,500〜4,200万円 | 55〜65万円まで | タマ/アキュラ/ヤマダ |
| 500〜700万円 | 3,500〜4,500万円 | 4,200〜5,400万円 | 65〜85万円まで | 桧家/アイ工務店/一条 |
| 700〜1,000万円 | 4,500〜6,000万円 | 5,400〜7,200万円 | 85〜110万円まで | セキスイハイム/大和/積水 |
| 1,000万円〜 | 6,000万円〜 | 7,200万円〜 | 110万円〜 | 積水/住林/ヘーベル/三井 |
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