マウスピース矯正の値段は?
費用の内訳と追加料金の確かめ方
対象、対象外、計算の考え方、確認先を本文で確認できます。個別商品を比べなくても検索目的を完了できます。
マウスピース矯正の値段は装置の枚数・追加の装置・保定装置・通院の費用が含まれるかで大きく変わります。全国の相場を示す公的な統計はなく、金額は公式で要確認です
目次(6セクション)
マウスピース矯正の値段の内訳|費用に含まれるもの・含まれないもの
マウスピース矯正の値段は、次のような項目で構成されます。表示されている金額が、どこまでを含むかを確かめます。
| 費用の項目 | 確かめること |
|---|---|
| 相談料・検査・診断料 | 口腔内スキャンやレントゲンの費用が含まれるか |
| 装置料(マウスピース一式) | 上下か片方か、予定している装置の枚数 |
| 追加の装置(追加アライナー) | 計画どおりに動かなかった時の作り直しが、何回まで料金に含まれるか |
| 通院ごとの費用 | 確認・調整の通院のたびに費用がかかるか |
| 保定装置料・観察料 | 歯を動かし終えた後の保定装置と保定期間の通院費 |
| ワイヤーなど別の方法への切り替え | マウスピースだけで難しくなった場合の費用 |
同じ「○○万円」でも、追加の装置や保定の費用が含まれるかで、最終的な総額が変わります。
マウスピース矯正の値段の相場は?全体矯正と部分矯正の違い
全国の歯科矯正の費用相場を示す公的な統計は、編集部が確認した範囲(2026年10月時点)では見つかりませんでした。金額は医院ごとに自由に決まる自由診療なので、相場の数字は公式で要確認です。
マウスピース矯正には、歯列全体を動かす全体矯正と、前歯など一部だけを動かす部分矯正があります。部分矯正は動かす範囲が小さいぶん値段が低く設定されることがありますが、部分矯正で治療できる状態かどうかは歯科医師の診断で決まります。値段だけで部分矯正を選ぶことはできません(前歯だけの部分矯正の費用)。
厚生労働省の医療広告等ガイドラインは、自由診療を紹介する医院のウェブサイトに、通常必要とされる治療内容・標準的な費用・治療期間と回数・主なリスクや副作用を掲載するよう求めています。標準的な費用が明確でない場合は、発生頻度の高い追加費用を含めた最低金額から最高金額までの範囲を示すこととされています。
マウスピース矯正とワイヤー矯正の費用は、何をそろえて比べる?
マウスピース矯正とワイヤー矯正のどちらが合うかは、歯並びの状態で歯科医師が判断します。費用を比べるときは、方法の違いではなく、次の点をそろえます。
- 総額に含まれる範囲:検査・調整・保定・追加の装置
- 通院の回数:通院ごとの費用がある場合は回数で総額が変わる
- 途中で方法を変える場合:マウスピースからワイヤーへ切り替える時の費用
- 治療期間:期間が延びた場合の追加費用
矯正が必要か、どの装置や方法が合うかは、歯科医師が診断します。本記事は費用と支払いの判断を整理するもので、治療法の優劣は扱いません。
マウスピース矯正の追加料金|未承認の装置を使う場合に医院が示すこと
マウスピース型の矯正装置には、国内で医薬品医療機器等法の承認等を受けたものと、受けていないもの(医師等の個人輸入によるものなど)があります。
厚生労働省の医療広告等ガイドラインは、承認等を受けていない医療機器などを自由診療で使う場合、医院のウェブサイトなどで次のことを示すよう求めています。
- 未承認医薬品等であることの明示
- 入手経路等の明示(医師等の個人輸入による場合はその旨)
- 国内の承認医薬品等の有無の明示
- 諸外国における安全性等に係る情報の明示
- 医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の救済の対象にはならないことの明示
値段と合わせて、使う装置の承認の有無と、これらの説明があるかを確かめておくと、比べる材料がそろいます。
マウスピース矯正の値段と医療費控除・分割払い
- 医療費控除:国税庁は、年齢や矯正の目的などからみて必要と認められる歯列矯正を対象、容ぼうを美化するための矯正を対象外としています。装置の種類ではなく目的で判断されます(歯列矯正の医療費控除・できなかった理由)。
- 分割払い・ローン:月々の金額だけでなく、手数料(実質年率)を含めた総支払額を比べます。ローンの手数料は医療費控除の対象外です(矯正のローン・分割払い)。
- 途中でやめた場合:作成済みの装置の費用がどう精算されるかを、契約前に確かめます。
マウスピース矯正の値段は?費用の内訳と追加料金の確かめ方のよくある質問(FAQ)
- マウスピース矯正の値段はいくらですか?
- 全国の歯科矯正の費用相場を示す公的な統計は、編集部が確認した範囲(2026年10月時点)では見つかりませんでした。金額は医院ごとに自由に決まる自由診療なので、相場の数字は公式で要確認です。医院が公開している標準的な費用と、自分の見積もりの総額を、含まれる項目をそろえて比べてください。
- マウスピース矯正の値段に含まれないことが多いものは何ですか?
- 医院によって異なりますが、追加の装置(作り直し)、通院ごとの費用、保定装置と保定期間の通院費、別の方法への切り替え費用が別料金になっていないかを確かめてください。
- 部分矯正のほうが値段は安いですか?
- 動かす範囲が小さいぶん値段が低く設定されることがありますが、部分矯正で治療できる状態かどうかは歯科医師の診断で決まります。値段だけで選ぶことはできません。
- 未承認の装置かどうかはどう確かめますか?
- 医療広告等ガイドラインは、未承認の医療機器などを自由診療で使う医院に、未承認であること、入手経路、国内の承認品の有無、海外での安全性、救済制度の対象外であることを示すよう求めています。医院のウェブサイトや説明で確かめてください。
- マウスピース矯正も医療費控除の対象になりますか?
- 装置の種類ではなく目的で判断されます。年齢や矯正の目的などからみて必要と認められる歯列矯正は対象、容ぼうを美化するための矯正は対象外です(国税庁 No.1128)。
- マウスピース矯正に保険は使えますか?
- 原則として使えません。保険が使えるのは、厚生労働大臣が定める疾患に起因する咬合異常などの条件に当てはまり、施設基準を届け出た医療機関で治療する場合に限られます。
出典・改訂履歴・免責事項を見る
本ページの制度の条件・要件・計算式は、以下の公式情報を編集部が確認のうえ整理しています(確認時点:2026年10月)。費用の金額は医院ごとに決まる自由診療のため、相場の数字は掲載していません(公式で要確認)。試算の金額は仮定にもとづく計算の例です。最新かつ正確な情報は必ず各公式サイトでご確認ください。
- 厚生労働省「医療広告等ガイドライン」(令和8年3月30日最終改正)
- 国税庁「No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例」(令和8年4月1日現在法令等)
- 厚生労働省保険局医療課「令和6年度診療報酬改定の概要【歯科】」(令和6年3月5日版)
- 厚生労働省保険局医療課「令和8年度診療報酬改定の概要【歯科】」(令和8年3月5日版)
最終確認日:2026年10月21日
改訂履歴:2026年10月21日 公開
※本記事は厚生労働省・国税庁などが公表している一般的な制度の解説で、診断・治療の判断や、個別の税務相談・申告書の作成に代わるものではありません。矯正が必要か、どの方法が合うかは歯科医師が判断します。医療費控除の対象になるか、税額がいくらになるかは、税務署または税理士にご確認ください。特定の医療機関・装置・ローン会社をすすめるものではありません。本記事の情報により生じたいかなる損害についても、当サイトでは責任を負いかねます。