歯科矯正のお金

矯正のローンは月いくら?
分割払いの返済額と総支払額の比べ方

対象、対象外、計算の考え方、確認先を本文で確認できます。個別商品を比べなくても検索目的を完了できます。

親子でダイニングテーブルを囲む場面
月々の返済額だけでなく、手数料を含めた総支払額と、手元に残る生活資金を比べます。

矯正費100万円を実質年率6%・60回で借りると、月の返済は約19,333円、手数料は合計約159,968円です(仮定)。ローンの手数料は医療費控除の対象外です

目次(6セクション)
  1. 矯正のローンは月いくら?借入額・返済回数別の返済額早見表
  2. 実質年率で総支払額はどう変わる?矯正ローンの手数料の比べ方
  3. 医院の分割払いと矯正ローン(デンタルローン)の違い
  4. 矯正ローンと医療費控除|ローンで払った矯正費はいつの医療費?
  5. 矯正のローン・分割払いを決める前に確かめること
  6. 矯正のローンは月いくら?分割払いの返済額と総支払額の比べ方のよくある質問(FAQ)

矯正のローンは月いくら?借入額・返済回数別の返済額早見表

元利均等返済で、実質年率6%と仮定した場合の毎月の返済額と手数料の合計です。実際の実質年率・返済額は契約によって異なります。

借入額・返済回数別の毎月の返済額と手数料の合計(仮定:実質年率6%・元利均等・ボーナス払いなし)
借入額24回(2年)36回(3年)60回(5年)
30万円月 約13,296円
(手数料 約19,108円)
月 約9,127円
(手数料 約28,557円)
月 約5,800円
(手数料 約47,990円)
50万円月 約22,160円
(手数料 約31,847円)
月 約15,211円
(手数料 約47,595円)
月 約9,666円
(手数料 約79,984円)
80万円月 約35,456円
(手数料 約50,956円)
月 約24,338円
(手数料 約76,152円)
月 約15,466円
(手数料 約127,974円)
100万円月 約44,321円
(手数料 約63,695円)
月 約30,422円
(手数料 約95,190円)
月 約19,333円
(手数料 約159,968円)

計算式:毎月の返済額 = 借入額 × 月利 ÷ (1 − (1 + 月利)−返済回数)(月利=実質年率÷12)。1円未満は四捨五入した目安で、実際の初回・最終回の金額は契約により調整されます。

実質年率で総支払額はどう変わる?矯正ローンの手数料の比べ方

同じ100万円・60回でも、実質年率によって総支払額が変わります。月々の返済額だけでなく、総支払額で比べます。

100万円を60回で返す場合の実質年率ごとの差(仮定・元利均等)
実質年率毎月の返済額総支払額うち手数料
0%(手数料なしの分割)約16,667円約1,000,000円約0円
3%約17,969円約1,078,121円約78,121円
6%約19,333円約1,159,968円約159,968円
9%約20,758円約1,245,501円約245,501円
12%約22,244円約1,334,667円約334,667円

実質年率が3%違うと、60回で手数料の合計が約8万〜9万円変わります(仮定)。ボーナス払いの有無や、繰り上げ返済できるかも確かめます。

医院の分割払いと矯正ローン(デンタルローン)の違い

矯正費の払い方には、医院に直接分けて払う方法と、信販会社などが立て替えるローンがあります。

払い方ごとの違い
払い方手数料医療費控除で医療費になる年
一括払いなし払った年
医院への分割払い(院内分割)医院ごとに異なる(なしの場合もある)それぞれ実際に払った年
ローン(信販会社などの立て替え払い)実質年率による手数料がかかるローン契約が成立した年(立て替えた金額)

医院への分割は、払った年ごとに医療費が分かれるため、毎年10万円(総所得金額等が200万円未満なら5%)を差し引く医療費控除では、1年にまとめた場合より控除額が小さくなることがあります。

矯正ローンと医療費控除|ローンで払った矯正費はいつの医療費?

国税庁は、信販会社が歯科医院に立て替えて払った矯正費は、歯科ローン契約が成立した年の医療費になるとしています。返済が数年続いても、控除はその1年にまとまります。ローンの金利・手数料は医療費控除の対象外です(No.1128)。

たとえば治療として必要な矯正費100万円をローンで払い、所得税率20%の人が申告した場合、所得税の還付は約183,780円、住民税の軽減は約90,000円が目安です(仮定事例・その年の医療費は矯正費だけ)。計算と前提は歯列矯正の医療費控除はいくら戻る?で示しています。個別の税額は税務署または税理士にご確認ください。

容ぼうを美化するための矯正は対象外なので、ローンで払っても控除は受けられません(できなかった理由)。

矯正のローン・分割払いを決める前に確かめること

  • 総支払額:実質年率と手数料の合計。一括で払った場合との差
  • 手元に残る資金:返済中も、急な出費に備える生活資金が残るか
  • 途中でやめた場合:治療をやめた・転居した場合に、医院への精算とローンの残りの返済がどうなるか
  • 抗弁の規定:個別クレジットでは、購入者は医院との間で生じている事由をもって、信販会社の支払いの請求に対抗できると割賦販売法に定められています(第35条の3の19)。適用されるかは契約の形で変わるため、困ったときは消費者ホットライン(188)に相談できます。
  • ほかの返済との重なり:住宅ローンや車のローンなど、毎月の返済の合計

費用の内訳と総額の比べ方は歯列矯正の費用で整理しています。

矯正のローンは月いくら?分割払いの返済額と総支払額の比べ方のよくある質問(FAQ)

矯正のローンは月いくらになりますか?
借入額・実質年率・返済回数で決まります。100万円を実質年率6%・60回で借りると月約19,333円、36回なら月約30,422円が目安です(仮定・元利均等)。
矯正ローンの手数料はいくらかかりますか?
100万円を60回で返す場合、実質年率3%なら約78,121円、6%なら約159,968円、9%なら約245,501円が手数料の合計の目安です(仮定・元利均等)。
医院の分割払いとローンはどちらがよいですか?
手数料の有無と総支払額、医療費控除で医療費になる年が変わります。医院への分割は払った年ごと、ローンは契約が成立した年の医療費になります。総支払額と手元資金で比べてください。
ローンで払った矯正費は医療費控除の対象になりますか?
治療として必要と認められる矯正なら、信販会社が立て替えた金額は歯科ローン契約が成立した年の医療費になります。ローンの金利・手数料は対象外です(国税庁 No.1128)。
矯正を途中でやめたらローンはどうなりますか?
契約によって異なります。医院への精算とローンの残りの返済がどうなるかを契約前に確かめてください。個別クレジットには、医院との間の事由をもって信販会社の請求に対抗できる規定(割賦販売法第35条の3の19)があります。困ったときは消費者ホットライン(188)に相談できます。
ローンの審査に通るかはどう確かめますか?
審査の基準は信販会社ごとに異なり、本記事では扱いません。申し込む前に、毎月の返済額がほかの返済と合わせて家計に無理がないかを確かめてください。

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本ページの制度の条件・要件・計算式は、以下の公式情報を編集部が確認のうえ整理しています(確認時点:2026年10月)。費用の金額は医院ごとに決まる自由診療のため、相場の数字は掲載していません(公式で要確認)。試算の金額は仮定にもとづく計算の例です。最新かつ正確な情報は必ず各公式サイトでご確認ください。

最終確認日:2026年10月21日

改訂履歴:2026年10月21日 公開

※本記事は厚生労働省・国税庁などが公表している一般的な制度の解説で、診断・治療の判断や、個別の税務相談・申告書の作成に代わるものではありません。矯正が必要か、どの方法が合うかは歯科医師が判断します。医療費控除の対象になるか、税額がいくらになるかは、税務署または税理士にご確認ください。特定の医療機関・装置・ローン会社をすすめるものではありません。本記事の情報により生じたいかなる損害についても、当サイトでは責任を負いかねます。