住宅ローン

事前審査と本審査の違い
住宅ローン審査の流れ・日数・落ちた時の対処【2026】

住宅ローンの審査・金利・団信を確認して家計を整える場面
住宅ローンの審査・金利・団信の確認を、返済が始まっても貯金が痩せない計画につなげます。

事前審査(仮審査)は申込前の簡易チェック(数日)、本審査は契約後の正式審査(1〜2週間)。本審査では団信・物件評価・在籍確認まで見るため、事前OKでも落ちることがある。

目次(7セクション)
  1. 事前審査と本審査の違い
  2. 審査全体の流れと日数
  3. 事前審査で見られること
  4. 本審査で追加で見られること
  5. 事前OKでも本審査で落ちる理由
  6. 落ちた時の次の一手
  7. よくある質問(FAQ)

事前審査と本審査の違い

住宅ローンの審査は2段階です。事前審査(仮審査)は、物件を申し込む前に「この人にいくらまで貸せそうか」を簡易に判断するもの。自己申告ベースで、早ければ即日〜数日で結果が出ます。本審査は売買契約のあとに行う正式な審査で、団信の告知・物件の担保評価・在籍確認・正式書類をもとに1〜2週間かけて可否を決めます。確認項目が多く、より厳格です。

審査全体の流れと日数

ステップ内容目安日数
① 物件探し・資金計画予算と返済額を固める
② 事前審査簡易チェック・借入可否の感触即日〜数日
③ 売買契約手付金・住宅ローン特約
④ 本審査団信告知・物件評価・在籍確認1〜2週間
⑤ 金銭消費貸借契約融資条件の正式契約数日
⑥ 融資実行・引き渡し決済

事前審査から融資実行まで全体で1〜2か月。引き渡し日から逆算し、早めに事前審査を受けておくのが鉄則です。

事前審査で見られること

事前審査は年収・勤務先・勤続年数・他の借入・希望借入額を自己申告し、信用情報の照会とあわせて簡易判定します。ここで「いくらまで・どの金利で借りられそうか」の感触がつかめます。複数行に事前審査を出して比較するのは一般的ですが、あまりに多数だと申込履歴がマイナスになるため、2〜3行程度に絞るのが無難です。

本審査で追加で見られること

本審査では、事前審査になかった次の項目が加わります。

  • 団信の健康告知:健康状態に問題があると加入できず、借入できないことがあります(→団信の比較)。
  • 物件の担保評価:再建築不可・既存不適格・借地など、担保価値が低いと減額・否決の要因に。
  • 在籍確認:勤務先への電話または書類で在籍を確認。
  • 正式書類:源泉徴収票・確定申告書・登記事項・売買契約書などで申告内容を裏取り。

事前OKでも本審査で落ちる理由

「事前審査は通ったのに本審査で落ちた」は珍しくありません。主な理由は次の通りです。

  • 団信の告知に通らなかった(最多の一つ)。
  • 申告と実際が違った(収入・他の借入の申告漏れ)。
  • 物件の担保評価が不足していた。
  • 事前審査の後に転職・新たな借入(車・カードローン)をした。

つまり、事前審査の後は転職や大きな買い物・新規ローンを控えること。これだけで防げる否決は多いです。

落ちた時の次の一手

否決されたら、まず理由を推測し、CIC等で信用情報を確認します。審査基準は銀行ごとに違うため、属性に合う別の銀行(地銀・ろうきん・フラット35など)へ申し込み直すのが定石です。団信が原因ならワイド団信や団信任意のフラット35、物件が原因なら物件の見直しを検討します。ただし短期間に何行も申し込むと不利になるため、原因を整理してから1〜2行に絞りましょう。基準の全体像は銀行別の審査基準、通し方は審査の通し方を参照してください。

よくある質問(FAQ)

事前審査と本審査は何が違いますか?
事前審査(仮審査)は、物件の申し込み前に「この人にいくら貸せそうか」を簡易にチェックするもので、数日(早ければ即日)で結果が出ます。本審査は売買契約後に行う正式な審査で、団信の告知・物件の担保評価・在籍確認・正式な書類をもとに1〜2週間かけて可否を判断します。本審査の方が確認項目が多く、厳格です。
審査全体の流れと日数の目安は?
一般的には『物件探し → 事前審査(数日)→ 売買契約 → 本審査(1〜2週間)→ 金銭消費貸借契約 → 融資実行(引き渡し)』の順です。事前審査から融資実行まで、全体でおおむね1〜2か月を見ておくと安心です。引き渡し日から逆算して、早めに事前審査を受けておくのが鉄則です。
事前審査に通ったのに本審査で落ちることはありますか?
あります。事前審査は自己申告ベースの簡易チェックのため、本審査で『団信の告知に通らない』『申告と実際の収入・借入が違う』『物件の担保評価が不足』『事前審査後に転職・新たな借入をした』といった事情が判明すると否決されます。事前審査の後に大きな買い物やローンを増やさないことが重要です。
在籍確認や団信の告知は必須ですか?
本審査では勤務先への在籍確認(電話または書類)が行われるのが一般的です。また多くの銀行は団体信用生命保険(団信)の加入が必須で、健康状態の告知に通らないと借りられないことがあります。告知が不安な場合は、ワイド団信や団信任意のフラット35も選択肢になります。
本審査で落ちたら次はどうすればいいですか?
まず否決の理由を推測し、CIC等で信用情報を確認します。審査基準は銀行ごとに違うため、属性に合う別の銀行(地銀・ろうきん・フラット35など)に申し込み直すのが定石です。ただし短期間に何行も申し込むと記録が残り不利になるため、原因を整理してから1〜2行に絞って再挑戦しましょう。

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本ページの審査の流れ・制度概要は、以下の公式情報を編集部が確認のうえ整理しています(執筆時点)。審査基準・日数は各金融機関が個別に定めるため、最終的な可否・期間は各行の審査によります。FPは記事を直接監修してはおらず、関連テーマでご相談を受けるFPとしてご紹介しています。

最終確認日:2026年6月23日

※本記事は2026年6月時点の一般的な情報であり、個別の融資審査・税務相談に代わるものではありません。審査基準・日数は金融機関や個人の状況により異なります。実行にあたっては、必ず各金融機関の公式情報およびFP・専門家にご相談ください。本記事の情報により生じたいかなる損害についても、当サイトでは責任を負いかねます。