保険・医療

大阪市の国民健康保険料を計算【2026年度】
料率・上限と年収別の目安

家族で将来のお金と暮らしの選択肢を話し合う場面
数字を確認したあと、暮らしの選択肢を増やすために家計を整えます。

結論から言うと、大阪市の2026年度(令和8年度)の国民健康保険料は「医療分 所得割9.50%+均等割34,990円+平等割33,908円」「支援分 3.06%+11,191円+平等割10,845円」「介護分(40〜64歳)2.60%+18,682円」に、今年度新設の「子ども分 0.28%+均等割」を加えた合計です。所得割の基準は前年の総所得金額等から基礎控除43万円を引いた額で、たとえば単身・年収400万円(40〜64歳)なら年間およそ47万円が目安です。正確な金額は本文末尾の大阪市公式試算で確認できます。

目次(7セクション)
  1. 大阪市の2026年度(令和8年度)保険料率|医療・支援・介護・子ども分
  2. 保険料の計算式|賦課のもとになる所得の出し方
  3. 年収別の年間保険料 早見表(単身・概算)
  4. 均等割・平等割の軽減(7割・5割・2割)の判定基準
  5. 令和8年度新設「子ども分」とは|18歳未満の軽減
  6. 納付スケジュールと大阪市公式の試算ツール
  7. よくあるご質問(FAQ)

大阪市の2026年度(令和8年度)保険料率|医療・支援・介護・子ども分

大阪市の国民健康保険料は、医療分・支援分(後期高齢者支援金分)・介護分・子ども分の4つの区分の合計で決まります。大阪府は令和6年度から府内市町村の保険料率を統一(府統一保険料率)。大阪市もこの料率が適用される。2026年度(令和8年度)の料率は次のとおりです。

区分所得割(基準額×)均等割(1人あたり年額)平等割(1世帯あたり年額)賦課限度額
医療分9.50%34,990円33,908円660,000円
支援分3.06%11,191円10,845円260,000円
介護分(40〜64歳)2.60%18,682円170,000円
子ども分(令和8年度新設)0.28%1,841円30,000円

介護分は40〜64歳(介護保険第2号被保険者)の方だけに掛かります。子ども分は令和8年度から始まった「子ども・子育て支援納付金分」で、詳しくは第5章で解説します。

保険料の計算式|賦課のもとになる所得の出し方

年間の保険料は、世帯の加入者(被保険者)ごとに次の式で計算し、世帯主にまとめて課されます。

  • 各区分の保険料 = 所得割(賦課基準額 × 料率) + 均等割(加入者の人数分) + 平等割(1世帯あたり)
  • 賦課基準額 = 前年の総所得金額等 − 基礎控除43万円(合計所得2,400万円以下の場合)

よくある誤解が「住民税の課税所得と同じ」というものです。国民健康保険料の計算では、社会保険料控除・扶養控除・生命保険料控除などの所得控除は差し引かれません。差し引くのは基礎控除43万円だけなので、住民税の課税所得よりも大きい金額に料率が掛かります。

年収別の年間保険料 早見表(単身・概算)

単身・給与収入のみ・軽減非該当・年度途中の加入や脱退なし、という条件での年間保険料の概算です(端数処理の関係で実際の決定額とは数百円前後ずれることがあります)。

給与年収給与所得賦課基準額40歳未満40〜64歳
300万円202万円159万円約29.7万円約35.7万円
400万円276万円233万円約39.2万円約47.1万円
500万円356万円313万円約49.5万円約59.5万円

たとえば年収400万円・40〜64歳の単身の場合、給与所得276万円 − 43万円 = 賦課基準額233万円。これに対して

  • 医療分: 2,330,000円 × 9.50% + 34,990円 + 平等割33,908円 = 290,248円
  • 支援分: 2,330,000円 × 3.06% + 11,191円 + 平等割10,845円 = 93,334円
  • 介護分: 2,330,000円 × 2.60% + 18,682円 = 79,262円
  • 子ども分: 2,330,000円 × 0.28% + 1,841円 = 8,365円

合計で年間471,209円(月あたり約3.9万円)になります。会社員時代は労使折半だった保険料を全額自己負担する形になるため、退職後に「思ったより高い」と感じる方が多い金額感です。扶養家族がいる場合は、その人数分の均等割が加わります。

均等割・平等割の軽減(7割・5割・2割)の判定基準

世帯全員の所得の合計が基準額以下の世帯は均等割・平等割が7割・5割・2割軽減されます(基準額は大阪市の公式ページでご確認ください)。所得が少なくても住民税の申告をしていないと軽減判定ができないため、収入がない年も申告しておくことが大切です。

令和8年度新設「子ども分」とは|18歳未満の軽減

令和8年度から、少子化対策の財源となる「子ども・子育て支援納付金分(子ども分)」が保険料に加わりました。大阪市の料率は所得割0.28%・均等割1,841円・賦課限度額30,000円です。

令和8年3月31日時点で18歳未満の被保険者は、子ども分の均等割が10割軽減されます(申請不要)。子育て世帯の負担を抑えながら、制度全体で財源を分担する設計になっています。

納付スケジュールと大阪市公式の試算ツール

6月から翌年3月までの10期で納付します。保険料は6月に決定し、6月中旬に決定通知書が届きます。

正確な金額を知りたい方は、大阪市「保険料の決め方」(料率・試算の案内)(公式)で確認できます。世帯構成が複雑な場合や軽減の該当が分からない場合は、お住まいの区・市の保険年金担当窓口へ。

よくあるご質問(FAQ)

大阪市の国民健康保険料はいつ・どのように払いますか?
6月から翌年3月までの10期で納付します。保険料は6月に決定し、6月中旬に決定通知書が届きます。
保険料の計算に使う所得は住民税と同じですか?
違います。保険料の所得割は「前年の総所得金額等 − 基礎控除43万円」で計算し、住民税のような社会保険料控除・扶養控除は差し引かれません。住民税の課税所得より大きくなるのが普通です。
40歳になると保険料は上がりますか?
はい。40〜64歳は介護保険第2号被保険者として、介護分(所得割2.60%+均等割18,682円)が加わります。65歳になると介護分は国保とは別に介護保険料として納めます。
令和8年度から始まった「子ども分」とは何ですか?
子ども・子育て支援納付金分のことで、大阪市では所得割0.28%・賦課限度額30,000円です。令和8年3月31日時点で18歳未満の被保険者は、子ども分の均等割が10割軽減されます(申請不要)。
退職した年や無職の年の保険料はどうなりますか?
保険料は前年の所得で計算されるため、退職直後の年度は高くなりがちです。世帯所得が基準以下なら均等割・平等割の7割・5割・2割軽減が適用されます。倒産・解雇など非自発的失業の方向けの軽減制度の有無・要件は、お住まいの窓口でご確認ください。

保険や制度を調べている本当の理由は、「家計でどこまで備えればよいか」の不安かもしれません

保険や制度を調べている方の多くは、商品名や制度名だけを知りたいわけではありません。本当に知りたいのは、自分の家計でどの備えを残し、どの固定費を見直せるかです。

背景には、次のような不安や想いがある場合があります。

  • 今の保険料や固定費は家計に対して重すぎないか
  • 必要な備えと重複している支出を分けられているか
  • 教育費・住宅費・老後資金と両立できるか
  • いざというとき、家族の生活費を守れるか
  • 我慢していた楽しみに戻せる余白があるか

FP相談では、これらを一枚に整理し、ご家族の状況に合った優先順位を一緒に考えます。

物価高でも、貯金が減らない家計に整える

保険は、暮らしを狭めるためではなく、暮らしを守るために整えるものです

保険や制度は、ただ増やせば安心というものではありません。必要な備えを残しながら、毎月の家計と将来資金を守るために、支出全体の中で整理することが大切です。

無料相談で確認できること

固定費の整理

保険料、通信費、住宅費など、毎月出ていくお金を家計表で確認します。

必要な備えの確認

家族構成、貯蓄、働き方に合わせて、残す備えと見直せる支出を分けます。

将来資金との両立

教育費、住宅費、老後資金と両立できる範囲で、毎月の支出を整えます。

物価高でも、貯金が減らない家計に整える

保険や制度は、「家計に合わせて整える」ものです

不安だけで支出を増やす前に、必要な備え、毎月の固定費、貯蓄、将来資金を同じ表に置いて整理することが大切です。

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お金の相談を、これからを決める時間に。

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相談者の声

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お金の記事を読んでいる方は、情報を知るだけでなく、自分の家計では何を変えるべきか、次に動くことまで確認しています。

M.Sさん(40代・女性・共働き)

★★★★★ 家計見直し・将来不安

「削る話だけでなく、使ってよいお金も決められました」

固定費、教育費、老後資金、備えるお金を一枚に整理したケース。

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★★★★★ 住宅費・教育費・老後資金

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U.Kさん(30代・男性・会社員)

★★★★★ 制度活用・手取り不安

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※相談内容をもとに個人が特定されない形で要約した例です。実際にご案内する内容は家計・制度・時期により異なります。

無料相談の流れ

  1. STEP1. 予約

    希望日時を選んで、無料相談を予約します(ウェブミーティング60分から)。

  2. STEP2. 家計と悩みの確認

    収入、固定費、家族構成、将来の予定、いま不安な支出を確認します。

  3. STEP3. 制度・固定費・将来資金を整理

    記事で調べた情報を、自分の家計に当てはめて見ます。

  4. STEP4. 次に動くことを整理

    減らす支出、残す支出、備えるお金、相談すべき窓口を整理します。

相談を担当するFP

ファイナンシャルプランナー 中尾 紀子

中尾 紀子 (なかお のりこ)

FP2級、相続診断士公的制度活用、資産形成

医療業界出身の視点から、公的制度を上手に活用した日常に寄り添う資産形成をご提案いたします。 制度や商品名ではなく、自分の家計で次に動くことを整理します。

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安心してご相談いただくために

なぜ無料なの?

金融機関からの契約手数料で運営しております。お客さまには相談に関する料金負担が一切ございませんので安心してご相談ください。

  • すべてウェブ相談です。パソコン・スマホから、全国どこでもご相談いただけます(来店不要)。
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本ページの料率・軽減・制度概要は、以下の公式ページを編集部が確認のうえ整理しています(執筆時点)。最新かつ正確な情報は必ず公式サイトでご確認ください。FPは記事を直接監修してはおらず、関連テーマでご相談を受けるFPとしてご紹介しています。

最終確認日:2026年6月11日

※本記事は2026年6月時点の大阪市(大阪府統一保険料率を含む)の公表情報に基づく一般的な解説であり、個別の保険料額の決定・税務相談に代わるものではありません。年収別の金額は端数処理等により実際の決定額と異なる場合があります。正確な金額は公式の試算・決定通知書でご確認ください。本記事の情報により生じたいかなる損害についても、当サイトでは責任を負いかねます。

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