早見表・計算機

厚生年金 受給額 早見表
年収×加入年数で月額がわかる

公開日: 更新日: 最終確認:2026-04-19 執筆:塩飽哲生(IKIGAI TOWN 編集長)

厚生年金は「平均年収 × 加入年数 × 一定の乗率」で計算され、さらに国民年金(老齢基礎年金)が上乗せされます。本記事では、年収×加入年数のマトリクスで月額・年額の目安を一覧化した「厚生年金 受給額 早見表」と、ご自身の条件で試算できる計算機を用意しました。2026年度の概算値です。

結論(3行まとめ)

  • 平均年収500万円×40年加入で、厚生年金+国民年金は月約18万円(年額約215万円)
  • 平均年収600万円×40年加入で月約20万円、年収800万円×40年加入で月約24万円
  • 厚生年金の受給に最低加入期間の制限なし(1ヶ月からでも老齢厚生年金は発生)

厚生年金+国民年金シミュレーター

平均年収・厚生年金加入年数・国民年金納付月数を入力してください。2026年度の概算です。

老齢厚生年金(年額)
老齢基礎年金(年額)
合計・年額
合計・月額換算

※ 平均年収は全加入期間を平均したもの(賞与込みの年収)。平均標準報酬額は年収÷12で近似。実際の金額は「ねんきんネット」や年金定期便でご確認ください。

厚生年金の計算式

2003年4月以降の計算式(基本形)

老齢厚生年金(年額)= 平均標準報酬額 × 5.481/1,000 × 被保険者期間の月数
※ 2003年3月以前は乗率7.125/1,000、賞与を含まない平均標準報酬月額で計算

老齢基礎年金(国民年金)は、40年(480ヶ月)すべて納付で2026年度満額831,700円。納付月数に比例して減ります。

年収×加入年数 早見表(月額・万円)

横軸=平均年収、縦軸=厚生年金加入年数。国民年金は40年満額納付を前提とした合算月額(老齢基礎+老齢厚生)です。

加入年数\年収300万400万500万600万800万1,000万
10年8.3万8.7万9.2万9.6万10.5万11.4万
20年9.6万10.5万11.4万12.3万14.1万15.9万
25年10.3万11.4万12.5万13.6万15.9万18.2万
30年11.0万12.3万13.6万15.0万17.7万20.5万
35年11.7万13.2万14.8万16.3万19.5万22.8万
40年12.4万14.1万15.9万17.7万21.4万25.0万

※ 老齢基礎年金 満額(月額69,308円)+老齢厚生年金の概算。実数の四捨五入のため最後の桁は誤差が出ます。

加入年数別|厚生年金だけで月いくら

老齢基礎年金を除いた「老齢厚生年金のみ」の月額です。

加入年数\年収400万500万600万800万
10年 加入月1.5万月1.9万月2.3万月3.0万
20年 加入月3.0万月3.8万月4.6万月6.1万
30年 加入月4.6万月5.7万月6.8万月9.1万
40年 加入月6.1万月7.6万月9.1万月12.2万

年収別|年収1,000万・800万・600万のリアル

年収加入40年老齢基礎年金老齢厚生年金合計月額合計年額
年収600万円40年月6.9万月9.1万月16.0万約192万円
年収800万円40年月6.9万月12.2万月19.1万約229万円
年収1,000万円40年月6.9万月15.2万月22.1万約265万円

厚生年金には標準報酬月額の上限(65万円)があるため、年収が高くても一定以上は保険料も受給額も頭打ちになります。年収1,500万円でも、厚生年金の受給額は年収1,000万円とほぼ変わりません。

実際の受給額が早見表と違う理由

  • 平均年収は「加入全期間の平均」で計算。20代の低年収期間が長いほど平均は下がる
  • 2003年3月以前の期間は乗率7.125/1,000・賞与除外で別計算になる
  • 再評価率(過去の賃金を現在価値に換算する率)が毎年度改定される
  • 繰上げ受給で月0.4%減、繰下げ受給で月0.7%増の調整が入る
  • 在職老齢年金で、給与+年金が一定額を超えると年金が停止される

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よくある質問

厚生年金は何年払えば満額ですか?
厚生年金には老齢基礎年金のような「満額(40年)」の概念はありません。加入年数に比例して増え続け、理論上は70歳まで加入できます。ただし標準報酬月額の上限(65万円)があるため、高年収でも一定以上は頭打ちになります。
厚生年金10年でいくらもらえますか?
平均年収500万円×10年加入なら、老齢厚生年金のみで年額約23万円(月額約1.9万円)。老齢基礎年金(国民年金40年満額)を足すと月額約9.2万円が目安です。
年金定期便の見方を教えてください
「加入実績に応じた年金額」はこれまでの実績での金額、「老齢年金の見込額」は今のペースで60歳・65歳まで加入した場合の見込額です。ねんきんネットで毎月確認でき、繰上げ・繰下げシミュレーションも可能です。
年金だけで生活できますか?
総務省「家計調査」の高齢夫婦無職世帯の実支出は月約27万円。年金月18万円なら月9万円の不足で、30年で約3,240万円が必要。いわゆる「2,000万円問題」の実像です。詳細は「老後2,000万円問題」のリアルで試算しています。
※ 2026年度の概算。正確な金額は日本年金機構の「ねんきんネット」でご確認ください。出典:日本年金機構・厚生労働省公開資料。

IKIGAI TOWN 編集長より

塩飽 哲生

塩飽 哲生(しわく てつお)

IKIGAI TOWN 編集長 / スペシャリスト・ドクターズ株式会社 代表取締役

早見表は目安として有用ですが、実際の受給額は平均標準報酬額の計算方法や加入期間の時期で変わります。ねんきんネットで自分の「見込額」を必ず一度確認し、本記事の早見表と比べてズレを把握してください。

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