厚生年金 受給額 早見表
年収×加入年数で月額がわかる
厚生年金は「平均年収 × 加入年数 × 一定の乗率」で計算され、さらに国民年金(老齢基礎年金)が上乗せされます。本記事では、年収×加入年数のマトリクスで月額・年額の目安を一覧化した「厚生年金 受給額 早見表」と、ご自身の条件で試算できる計算機を用意しました。2026年度の概算値です。
結論(3行まとめ)
- 平均年収500万円×40年加入で、厚生年金+国民年金は月約18万円(年額約215万円)
- 平均年収600万円×40年加入で月約20万円、年収800万円×40年加入で月約24万円
- 厚生年金の受給に最低加入期間の制限なし(1ヶ月からでも老齢厚生年金は発生)
厚生年金+国民年金シミュレーター
平均年収・厚生年金加入年数・国民年金納付月数を入力してください。2026年度の概算です。
老齢厚生年金(年額)—
老齢基礎年金(年額)—
合計・年額—
合計・月額換算—
※ 平均年収は全加入期間を平均したもの(賞与込みの年収)。平均標準報酬額は年収÷12で近似。実際の金額は「ねんきんネット」や年金定期便でご確認ください。
厚生年金の計算式
2003年4月以降の計算式(基本形)
老齢厚生年金(年額)= 平均標準報酬額 × 5.481/1,000 × 被保険者期間の月数
※ 2003年3月以前は乗率7.125/1,000、賞与を含まない平均標準報酬月額で計算
老齢基礎年金(国民年金)は、40年(480ヶ月)すべて納付で2026年度満額831,700円。納付月数に比例して減ります。
年収×加入年数 早見表(月額・万円)
横軸=平均年収、縦軸=厚生年金加入年数。国民年金は40年満額納付を前提とした合算月額(老齢基礎+老齢厚生)です。
| 加入年数\年収 | 300万 | 400万 | 500万 | 600万 | 800万 | 1,000万 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10年 | 8.3万 | 8.7万 | 9.2万 | 9.6万 | 10.5万 | 11.4万 |
| 20年 | 9.6万 | 10.5万 | 11.4万 | 12.3万 | 14.1万 | 15.9万 |
| 25年 | 10.3万 | 11.4万 | 12.5万 | 13.6万 | 15.9万 | 18.2万 |
| 30年 | 11.0万 | 12.3万 | 13.6万 | 15.0万 | 17.7万 | 20.5万 |
| 35年 | 11.7万 | 13.2万 | 14.8万 | 16.3万 | 19.5万 | 22.8万 |
| 40年 | 12.4万 | 14.1万 | 15.9万 | 17.7万 | 21.4万 | 25.0万 |
※ 老齢基礎年金 満額(月額69,308円)+老齢厚生年金の概算。実数の四捨五入のため最後の桁は誤差が出ます。
加入年数別|厚生年金だけで月いくら
老齢基礎年金を除いた「老齢厚生年金のみ」の月額です。
| 加入年数\年収 | 400万 | 500万 | 600万 | 800万 |
|---|---|---|---|---|
| 10年 加入 | 月1.5万 | 月1.9万 | 月2.3万 | 月3.0万 |
| 20年 加入 | 月3.0万 | 月3.8万 | 月4.6万 | 月6.1万 |
| 30年 加入 | 月4.6万 | 月5.7万 | 月6.8万 | 月9.1万 |
| 40年 加入 | 月6.1万 | 月7.6万 | 月9.1万 | 月12.2万 |
年収別|年収1,000万・800万・600万のリアル
| 年収 | 加入40年 | 老齢基礎年金 | 老齢厚生年金 | 合計月額 | 合計年額 |
|---|---|---|---|---|---|
| 年収600万円 | 40年 | 月6.9万 | 月9.1万 | 月16.0万 | 約192万円 |
| 年収800万円 | 40年 | 月6.9万 | 月12.2万 | 月19.1万 | 約229万円 |
| 年収1,000万円 | 40年 | 月6.9万 | 月15.2万 | 月22.1万 | 約265万円 |
厚生年金には標準報酬月額の上限(65万円)があるため、年収が高くても一定以上は保険料も受給額も頭打ちになります。年収1,500万円でも、厚生年金の受給額は年収1,000万円とほぼ変わりません。
実際の受給額が早見表と違う理由
- 平均年収は「加入全期間の平均」で計算。20代の低年収期間が長いほど平均は下がる
- 2003年3月以前の期間は乗率7.125/1,000・賞与除外で別計算になる
- 再評価率(過去の賃金を現在価値に換算する率)が毎年度改定される
- 繰上げ受給で月0.4%減、繰下げ受給で月0.7%増の調整が入る
- 在職老齢年金で、給与+年金が一定額を超えると年金が停止される
よくある質問
- 厚生年金は何年払えば満額ですか?
- 厚生年金には老齢基礎年金のような「満額(40年)」の概念はありません。加入年数に比例して増え続け、理論上は70歳まで加入できます。ただし標準報酬月額の上限(65万円)があるため、高年収でも一定以上は頭打ちになります。
- 厚生年金10年でいくらもらえますか?
- 平均年収500万円×10年加入なら、老齢厚生年金のみで年額約23万円(月額約1.9万円)。老齢基礎年金(国民年金40年満額)を足すと月額約9.2万円が目安です。
- 年金定期便の見方を教えてください
- 「加入実績に応じた年金額」はこれまでの実績での金額、「老齢年金の見込額」は今のペースで60歳・65歳まで加入した場合の見込額です。ねんきんネットで毎月確認でき、繰上げ・繰下げシミュレーションも可能です。
- 年金だけで生活できますか?
- 総務省「家計調査」の高齢夫婦無職世帯の実支出は月約27万円。年金月18万円なら月9万円の不足で、30年で約3,240万円が必要。いわゆる「2,000万円問題」の実像です。詳細は「老後2,000万円問題」のリアルで試算しています。
※ 2026年度の概算。正確な金額は日本年金機構の「ねんきんネット」でご確認ください。出典:日本年金機構・厚生労働省公開資料。
