FP相談実例 / 保険見直し

家族の介護を契機に老後と保障の見直しを希望(事例#0577)

介護の状態・期間・家族の関わりを同じ表に置く

親の介護費と家族の分担を話し合いながら整理する場面
介護費、通院、家族の分担を早めに見える化し、自分の生活も守ります。

FPの回答ポイント:初期対応と家族のホスピタリティを重視しつつ保険で備える方針

Q ご相談内容

家族の介護を契機に老後と保障の見直しを希望

いずれは介護が必要になるかもしれないという状況で、今ある資金で対応していけるか考えています。母が介護が必要な状態にあり、ショートステイを活用していますが、高額な施設は難しく、家での介護を前提に交互にサービスを利用している状態です。自分自身も世の中の定年年齢を過ぎており、今後の介護や老後生活について、資金面を含めた備えを整理したいと思っています。

残りの資金をどう配分し、介護に必要な費用や保障をどう準備すべきかアドバイスを受けたいです。家族みんなが安心して過ごせる備えを形にしていきたいと考えています。今後の生活設計にどう反映させるべきか、専門家の意見を伺いたいと考えています。家計の現状を踏まえて、無理なく続けられる方法を知りたいです。

A FPからの回答

初期対応と家族のホスピタリティを重視しつつ保険で備える方針

介護の対策はお金だけでなく、初期対応や早期発見といったご家族のホスピタリティも重要です。関わる家族がいるご家庭では、その人たちのケアが状態の悪化を防ぐ力になります。一方で核家族では頼るところが資金に限られるため、保険を含めた金銭的備えが重要になります。

ご夫婦のどちらかが要介護状態になるケースが最も可能性が高いので、その場合に備えて保険の準備をしながら、お互いが気を使って重度化を防ぐ対応が重要です。老後の資金や介護は、資金面だけでなくホスピタリティも含めた総合的な要素で支えられるものと考えていただくとよいでしょう。お二人ともその意識をお持ちなので、その想いを形にしていく備えを整えていきましょう。

編集部解説:「保険見直し」の基礎知識

保険は「公的保障+勤務先の保障+既加入分」を整理した上で、足りない部分だけ民間保険で埋めるのが鉄則です。重ねて加入していないか、保障が不足していないかを定期的に見直します。

知っておきたい基礎知識

  • 公的保障の確認:高額療養費・傷病手当金・遺族年金で月いくら出るかを把握しないと、過剰な保険に入ってしまう。
  • 必要保障額:末子が独立するまでの生活費+教育費-(公的保障+預貯金+配偶者収入)で逆算する。
  • 定期 vs 終身:子育て期は定期で大きな保障、貯蓄・相続対策には終身など、目的別に使い分ける。
  • 払込総額:「月額」より「払込総額」と「解約返戻率」で比較する。低返戻率の貯蓄型保険には注意。

実践のヒント

  1. 加入中の保険証券をすべて並べ、「目的・保障期間・保険料・解約返戻金」を一覧化する。
  2. 高額療養費の自己負担上限額(年収別)を確認し、医療保険の必要性を再評価する。
  3. 勤務先の団体保険・グループ保険があれば、民間より割安なケースが多いので優先検討する。
  4. 貯蓄目的なら保険ではなくNISA・iDeCoの方が利回りで上回ることが多い。役割を分ける。

※ 本セクションは編集部による一般的な解説であり、個別のご相談に対するFPの回答ではありません。実際の判断には、ご自身の状況に応じたFPへの個別相談をおすすめします。

※ 本相談事例は、実際のFP面談を元に個人が特定できないよう編集・要約した参考情報です。回答内容は個別状況に合わせたものであり、すべての方に当てはまるものではありません。実際の金融商品・保険商品の選定にあたっては、必ずご自身でご判断ください。

必要な保障を自分の状況で確認する

今の保障内容と、公的制度で補える範囲を整理したい方へ

確認する時期: 新規申込・更新・解約・保障内容の変更を決める前

初回は、加入中の保障と家計の状況を確認し、不足・重複を確認する順序を口頭で整理します。

記事の回答はここまでです。予約前に、相談内容と現在の案内条件をご確認ください。

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本相談事例は、実際のFP面談を元に個人が特定できないよう編集・要約した参考情報です。回答内容は個別状況に合わせたものであり、すべての方に当てはまるものではありません。FPは記事を直接監修してはおらず、相談を担当したFPとしてご紹介しています。

最終確認日:2026年4月26日

※本記事は2026年4月時点の一般的な情報であり、個別の税務・経営・法務相談に代わるものではありません。各制度の適用要件・税額は個人の状況により異なります。実行にあたっては、必ず公式情報および税理士・社労士・FP・弁護士など専門家にご相談ください。本記事の情報により生じたいかなる損害についても、当サイトでは責任を負いかねます。