リフォーム

箇所別 リフォーム費用相場【2026】
キッチン・お風呂・トイレ・洗面台・壁紙

リフォーム費用と補助金を確認し住み続ける家を整える場面
補助金だけでなく、見積もり、ローン、工事後の固定費まで一枚で確認します。

キッチン:標準50-70万 / 中級70-110万 / ハイグレード110-150万円。配管移動で+20-40万。

目次(13セクション)
  1. キッチンリフォーム費用
  2. ユニットバス(お風呂)リフォーム費用
  3. トイレリフォーム費用
  4. 洗面台リフォーム費用
  5. 壁紙・床材・クロス張り替え
  6. 玄関ドア・窓
  7. 外壁・屋根塗装の費用
  8. 給湯器交換の費用
  9. 箇所別の工期・スケジュール比較
  10. 補助金活用後の実質負担シミュレーション
  11. リフォーム費用を抑える7つの方法
  12. 見積もり比較チェックリスト
  13. よくある質問(FAQ)

キッチンリフォーム費用

キッチンは「I型/L型/対面型」と「メーカーグレード」で価格が変わります。同じI型の標準仕様でも、配管・電気の位置を変えると工事費が2倍に膨らむことがあります。

グレード商品例本体価格工事込み総額
標準リクシル シエラS / クリナップ ラクエラ30-50万円50-70万円
中級リクシル リシェルSI / TOTO ザ・クラッソ50-90万円70-110万円
ハイグレードクリナップ セントロ / タカラ レミュー90-140万円110-150万円

配管・電気の位置を移動する場合は+20〜40万円の追加。対面化(壁付け→アイランド)は+50〜100万円の追加が目安です。

ユニットバス(お風呂)リフォーム費用

在来浴室からユニットバスへの交換は、解体・基礎工事を含めると100万円超が一般的。先進的窓リノベ事業の対象になる「浴室の内窓設置」を組み合わせると、断熱性能が一気に上がります。

グレード商品例本体価格工事込み総額
標準(1216サイズ)リクシル アライズ / TOTO サザナ50-80万円80-120万円
中級(1616サイズ)リクシル リデア / TOTO シンラ80-120万円120-160万円
ハイグレード(1620以上)TOTO シンラ最上位 / タカラ プレデンシア120-160万円160-200万円

トイレリフォーム費用

グレード商品例工事込み総額
標準(一体型)TOTO ピュアレストQR / リクシル ベーシア20-30万円
中級(タンクレス)TOTO ネオレストRS / リクシル サティス30-40万円
ハイグレード(タンクレス+手洗いカウンター)TOTO ネオレストAH / リクシル サティスG40-50万円

節水トイレ(一定基準クリア)は子育てグリーン住宅支援事業の対象工事。本体価格の一部が補助されます。

洗面台リフォーム費用

間口本体価格工事込み総額
600mm(コンパクト)5-15万円10-20万円
750mm(標準)10-20万円15-25万円
900mm(広め)15-30万円25-40万円

壁紙・床材・クロス張り替え

  • 壁紙(量産クロス):800-1,000円/m²(材工込み)。8畳の部屋(約45m²)で4-5万円。
  • 壁紙(高機能クロス):1,200-1,500円/m²。消臭・抗菌・防カビ等。
  • フローリング張り替え:6畳で12-20万円(既存撤去+新規敷設)。
  • クッションフロア:6畳で5-10万円。水回りの床に最適。
  • 畳張り替え:表替え1畳5,000-10,000円、新調1畳15,000-30,000円。

玄関ドア・窓

  • 玄関ドア交換(カバー工法):30-60万円。先進的窓リノベ対象(窓と一体改修時)。
  • 内窓設置:1窓あたり10-25万円。窓リノベ補助で実質負担2-10万円に圧縮可能。
  • 外窓交換(カバー工法):1窓20-40万円。同じく窓リノベ対象。

外壁・屋根塗装の費用

外壁と屋根は築10〜15年で塗り替えが必要になります。足場代が15〜25万円かかるため、外壁と屋根を同時に施工すると足場の仮設が1回で済み、トータルで20〜30万円の節約になります。

部位塗料グレード耐用年数費用目安(30坪)
外壁シリコン塗料10-13年60-90万円
フッ素塗料15-20年90-120万円
無機塗料20-25年110-150万円
屋根シリコン塗料8-12年25-40万円
フッ素塗料15-18年40-60万円
無機塗料20-25年55-80万円

計算例:30坪・2階建て住宅で外壁シリコン(75万円)+屋根シリコン(32万円)+足場(20万円)=合計約127万円。別々にやると足場代が2回かかり約147万円になるため、同時施工で約20万円の差が出ます。

外壁の劣化サインとしては、チョーキング(手で触ると白い粉がつく)、クラック(ひび割れ)、シーリングの痩せ・剥がれがあります。これらの症状が出たら早めに検討しましょう。

給湯器交換の費用

給湯器の寿命は10〜15年が一般的です。省エネ性能の高いエコキュート・エコジョーズへの交換は、子育てグリーン住宅支援事業や給湯省エネ事業の補助対象になります。

種類エネルギー本体価格工事込み総額補助金目安
従来型ガス給湯器ガス8-15万円15-25万円
エコジョーズガス(高効率)15-25万円25-40万円
エコキュート電気(ヒートポンプ)30-55万円45-70万円8-13万円
ハイブリッド給湯器ガス+電気35-55万円50-75万円10-15万円
エネファームガス(燃料電池)100-170万円130-200万円18-20万円

計算例:従来型ガス給湯器(月ガス代6,000円)からエコキュートに交換した場合、月の給湯コストは約2,000円に低減。年間約4.8万円の節約 × 15年 = 約72万円のランニングコスト削減。初期費用差額(約30万円)を差し引いても約42万円のプラスです。

箇所別の工期・スケジュール比較

リフォーム中は該当箇所が使えなくなるため、工期の把握は生活計画に直結します。複数箇所を同時に施工すると、工期は単純合算より短くなるケースがほとんどです。

リフォーム箇所標準工期生活への影響おすすめ時期
キッチン(交換のみ)2-4日キッチン使用不可(カセットコンロで対応)通年
キッチン(配管移動あり)5-10日キッチン使用不可+騒音あり通年
お風呂(UB→UB交換)3-5日入浴不可(銭湯等を利用)夏〜秋
お風呂(在来→UB)7-10日入浴不可+騒音あり夏〜秋
トイレ1-2日トイレ使用不可(数時間〜1日)通年
洗面台半日-1日洗面使用不可(数時間)通年
壁紙(1部屋)1-2日家具の移動が必要春・秋
フローリング(1部屋)2-3日部屋使用不可+騒音あり春・秋
外壁塗装10-14日足場で窓が開けにくい春・秋
屋根塗装5-7日足場で窓が開けにくい春・秋
給湯器交換半日-1日交換中は給湯不可故障前に計画
内窓設置(1窓)1-2時間/窓ほぼなし通年

同時施工の工期短縮例:キッチン交換(3日)+トイレ交換(1日)+洗面台交換(1日)を別々に行うと計5日+養生・搬入の重複。同時施工なら4日程度で完了し、養生・搬入が1回で済みます。

補助金活用後の実質負担シミュレーション

2026年度に利用できる主な3事業の補助金(最大260万円)を活用すると、表面工事費から大きく圧縮できます。ここでは代表的なパッケージごとの試算を示します。

パッケージ例表面工事費補助金実質負担
水回り4点セット
(K中級+B中級+T中級+S中級)
約350万円約60万円
(子育てグリーン)
約290万円
断熱パッケージ
(窓全交換+給湯器+断熱)
約280万円約220万円
(窓+給湯+グリーン)
約60万円
フルリノベーション
(水回り+断熱+内装)
約700万円約260万円
(3事業フル活用)
約440万円

パッケージ別の詳細シミュレーション

【例1】築20年・4人家族・水回り中心リフォーム

  • キッチン交換(中級・リクシル リシェルSI):90万円
  • お風呂交換(中級・TOTO シンラ):140万円
  • トイレ交換(中級・タンクレス):35万円
  • 洗面台交換(750mm標準):20万円
  • 小計:285万円
  • 子育てグリーン住宅支援事業(節水トイレ+高断熱浴槽):-40万円
  • 実質負担:約245万円

【例2】築30年・断熱+省エネ重点リフォーム

  • 内窓設置8窓(リクシル インプラス):120万円
  • エコキュート導入:60万円
  • 浴室断熱改修:30万円
  • 小計:210万円
  • 先進的窓リノベ事業(内窓8窓):-80万円
  • 給湯省エネ事業(エコキュート):-13万円
  • 子育てグリーン住宅支援事業:-20万円
  • 実質負担:約97万円(補助率54%)

リフォーム費用を抑える7つの方法

  1. 相見積もりを3社以上取る — 同じ仕様・工事範囲で比較すると、同じ内容でも10〜30%の価格差が出ることがあります。
  2. 補助金の申請期限を先に確認する — 補助金は予算枠が埋まると早期終了します。2025年度は子育てグリーンが11月に枠上限到達。工事着手前に申請が必要な制度が大半です。
  3. 複数箇所を同時施工する — 養生・搬入・足場などの共通コストが1回で済むため、個別に発注するより10〜20%割安になります。
  4. メーカーのアウトレット・型落ち品を活用する — モデルチェンジ直後の旧型品は機能的にほぼ同等で、定価の30〜50%引きになることがあります。施工業者に在庫の確認を依頼しましょう。
  5. 施工の閑散期(6-8月・1-2月)を狙う — 繁忙期(3-5月・9-11月)を避けると、値引き交渉に応じてもらいやすい傾向があります。
  6. リフォームローンの金利を比較する — 無担保型で金利1.5〜5.0%の幅があります。100万円を5年で借りた場合、金利2%と5%では総返済額に約8万円の差
  7. FPに家計全体から予算を設計してもらう — リフォーム会社は工事の専門家であって家計の専門家ではありません。補助金・税控除・ローン・貯蓄取り崩しのバランスをFPと事前に整理すると、無理のない予算設定ができます。

ローン金利による総返済額の比較

借入額返済期間金利2.0%金利3.5%金利5.0%差額(2%vs5%)
100万円5年約105万円約109万円約113万円約8万円
200万円7年約215万円約225万円約236万円約21万円
300万円10年約331万円約355万円約381万円約50万円
500万円10年約552万円約592万円約635万円約83万円

見積もり比較チェックリスト

リフォーム会社から見積もりを受け取ったら、以下のポイントを確認しましょう。項目の抜け漏れや曖昧な記載を放置すると、追加費用の原因になります。

見積書の確認ポイント

  • 設備の型番・メーカー名が明記されているか(「同等品」と書かれている場合はグレードダウンの可能性あり)
  • 解体・撤去費用が含まれているか(見積もりに含まず別途請求になるケースがある)
  • 廃材処分費が含まれているか(特にアスベスト含有材の場合は別途高額になる)
  • 養生費が含まれているか(施工範囲以外の床・壁を保護する費用)
  • 管理費・諸経費の割合は妥当か(工事費の10-15%が一般的。20%超は要確認)
  • 保証内容(工事保証・設備保証の年数と範囲)が明記されているか
  • 追加費用の条件が明記されているか(解体後に腐食が見つかった場合の対応等)
  • 工期・着工日・完了日が明記されているか
  • 支払条件(着工時・中間・完了時の分割比率)が明記されているか

業者選びの比較表テンプレート

比較項目A社B社C社
見積もり総額(記入)(記入)(記入)
設備メーカー・型番(記入)(記入)(記入)
解体・撤去費の有無(記入)(記入)(記入)
廃材処分費の有無(記入)(記入)(記入)
諸経費の割合(記入)(記入)(記入)
工事保証(年数)(記入)(記入)(記入)
設備保証(年数)(記入)(記入)(記入)
工期(記入)(記入)(記入)
補助金申請サポート(記入)(記入)(記入)
アフター点検の有無(記入)(記入)(記入)

よくある質問(FAQ)

キッチンリフォームの費用は最低いくらから?
I型・標準グレードの本体30-50万円+工事20万円で、合計50-70万円が下限です。配管移動なしの単純交換ならこの範囲に収まります。対面化(壁付け→アイランド)の場合は配管・電気・壁の撤去で+50〜100万円が上乗せされます。
お風呂リフォームの工期はどれくらい?
ユニットバス交換のみなら3-5日、在来浴室からの交換は7-10日が目安です。工事期間中は銭湯やジムのシャワーを利用する方がほとんどです。夏場は乾燥が早く工期が短くなる傾向があります。
外壁塗装と屋根塗装は同時にやるべき?
足場代(15-25万円)を1回で済ませられるため、同時施工が20-30万円ほど割安になります。外壁の塗り替え目安は10-15年、屋根は8-12年。両方のタイミングが近ければ同時施工が合理的です。
リフォームの見積もりは何社から取るべき?
最低3社の相見積もりが基本です。比較精度を上げるために、希望する設備のメーカー名・型番・工事範囲を統一して依頼しましょう。見積もり内容がバラバラだと、価格差が「仕様の違い」なのか「利益率の違い」なのか判断できません。
給湯器の交換時期の目安は?
一般的に10-15年が寿命です。お湯の温度が安定しない、異音がする、エラーコードが頻発する、お湯が出るまでの時間が長くなったなどの症状が出たら交換を検討しましょう。完全に壊れてからだと機種選定の時間がなく割高になりがちです。
リフォーム費用を住宅ローンに組み込めますか?
中古住宅購入と同時であればリフォーム一体型住宅ローンが利用できます(金利0.5-1.5%程度)。既存住宅のリフォーム単独の場合はリフォームローン(無担保型で金利2-5%程度、有担保型で1-2%程度)が一般的です。借入額が大きい場合は、有担保型の方が総返済額で有利になるケースがあります。

リフォームを調べたあとに

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相談者の声

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相談を担当するFP

ファイナンシャルプランナー 山内 壮

山内 壮 (やまうち そう)

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ここまで読んだあとに

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本ページの制度概要・要件・税率は、以下の公式情報を編集部が確認のうえ整理しています(執筆時点)。最新かつ正確な情報は必ず各公式サイトでご確認ください。FPは記事を直接監修してはおらず、関連テーマでご相談を受けるFPとしてご紹介しています。

最終確認日:2026年5月15日

※本記事は2026年5月時点の一般的な情報であり、個別の税務・経営・法務相談に代わるものではありません。各制度の適用要件・税額は個人の状況により異なります。実行にあたっては、必ず公式情報および税理士・社労士・FP・弁護士など専門家にご相談ください。本記事の情報により生じたいかなる損害についても、当サイトでは責任を負いかねます。

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