2026-08-23
報道関係者向けの情報提供資料。2026年4月に高等学校等就学支援金の所得制限が撤廃され、授業料の支給上限は公立11万8,800円・私立45万7,200円になった。文部科学省「令和5年度 子供の学習費調査」で高校でかかるお金の内訳を確認したところ、支援を受けたあとに家庭が払っていた授業料は学習費総額の私立23.7%・公立7.6%(定価で置き直すと私立33.7%・公立17.7%)で、授業料以外に家庭が用意するのは私立で年900,091円、公立で年551,682円。月あたりでは私立約7万5,008円・公立約4万5,974円だった。公立の学校教育費で最大の費目は通学関係費97,634円(交通費・制服・通学用品の合計)。さらに学年別の学習費総額をみると、最も重いのは第1学年で公立700,240円・私立1,392,712円。3年平均でならして積むと公立で105,275円、私立で218,925円足りない。塾代は3年生で増えるが、入学金・制服がなくなる分がそれを上回るためである。授業料以外の教育費には高校生等奨学給付金(令和8年度から対象世帯を拡充)がある。学習費調査は隔年で令和5年度が最新であり制度改正前の年度のため、改正後の授業料額を推計するものではなく、制度の是非を評価するものでもない。全数値をCSVで公開。
就学支援金教育費子供の学習費調査奨学給付金家計CC BY 4.0