FP相談実例 / NISA・iDeCo・投資

障害のある子を含め住まい・教育・老後を見据えた資金計画を相談(事例#0295)

生活費・年金・現預金・予定支出を年ごとに置く

住宅費と教育費を同じ家計表で確認し無理のない住まいを考える場面
買える価格だけでなく、住んだ後の教育費・固定費・将来の余白まで確認します。

FPの回答ポイント:キャッシュフロー表で100歳までの収支を試算し運用と支出を整理

Q ご相談内容

障害のある子を含め住まい・教育・老後を見据えた資金計画を相談

宮城県在住で一軒家に住んでおり、上の子に身体障害1級と知的障害、下の子にADHDの傾向があります。子どもに老後を頼ることは難しいと考えており、自分たちで資産を準備する必要性を感じています。これからリフォームや子どもの進学・医療費がかかる見込みで、資金をどのように回していけばよいかが悩みです。

貯金とNISAを活用しており、高額療養費制度についても把握したい状況です。

A FPからの回答

キャッシュフロー表で100歳までの収支を試算し運用と支出を整理

まずは現状の収入・支出をヒアリングし、次回以降ライフプランニングとしてキャッシュフロー表を作成していきます。キャッシュフロー表では100歳までの収支を可視化し、資金がどこで余り・どこで不足するかを明確にできます。資産運用については、例えば2%で運用した場合に何歳でいくらになるかを試算できるため、NISAを含めた運用方針を具体的に決めやすくなります。

お子様のイベント(進学、医療、リフォーム)もタイミングごとに反映していくことで、問題点が見えてきます。そのうえで株式や投資信託、貯金のバランスを調整していくのがおすすめです。

編集部解説:「NISA・iDeCo・投資」の基礎知識

NISA と iDeCo は目的が異なる制度です。NISA は「いつでも引き出せる非課税投資」、iDeCo は「60歳まで引き出せない代わりに掛金が全額所得控除される私的年金」。どちらか一方ではなく、ライフプランに沿った併用が現実的な選択肢です。

知っておきたい基礎知識

  • 新NISAの枠組み:つみたて投資枠 年120万円+成長投資枠 年240万円、生涯投資枠 1,800万円、非課税期間は無期限。売却すると翌年以降に枠が復活する。
  • iDeCoの税メリット:掛金は全額所得控除、運用益は非課税、受取時は公的年金等控除または退職所得控除が適用。ただし60歳までは原則引き出せない。
  • 長期・積立・分散:短期の値動きに一喜一憂せず、全世界株式や米国株式のインデックスファンドを10〜30年かけて積み立てるのが基本戦略。
  • リスク許容度の確認:年齢・資産規模・収入の安定性で許容できる下落幅は大きく変わる。年間最大下落▲30%まで耐えられるかを想定しておく。

実践のヒント

  1. つみたて投資枠で低コストの全世界株式インデックスファンドを月5〜10万円から始める。
  2. iDeCo は会社員なら月2.3万円、自営業なら月6.8万円など職業で上限が変わる。まず上限を確認。
  3. 成長投資枠は高配当株や個別株の練習枠として使い、生活防衛資金とは完全に分けて管理する。
  4. 受取時の課税も含めて設計する必要があるため、60歳に近づいたら出口戦略をFPと相談するのが無難。

※ 本セクションは編集部による一般的な解説であり、個別のご相談に対するFPの回答ではありません。実際の判断には、ご自身の状況に応じたFPへの個別相談をおすすめします。

※ 本相談事例は、実際のFP面談を元に個人が特定できないよう編集・要約した参考情報です。回答内容は個別状況に合わせたものであり、すべての方に当てはまるものではありません。実際の金融商品・保険商品の選定にあたっては、必ずご自身でご判断ください。

住まいの判断条件を自分の状況で確認する

返済額だけでなく、教育費や老後資金との両立条件を整理したい方へ

確認する時期: 申込・売買契約・借換えを決める前

初回は、収入・支出・購入時期を確認し、先に比較すべき条件を口頭で整理します。

記事の回答はここまでです。予約前に、相談内容と現在の案内条件をご確認ください。

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本相談事例は、実際のFP面談を元に個人が特定できないよう編集・要約した参考情報です。回答内容は個別状況に合わせたものであり、すべての方に当てはまるものではありません。FPは記事を直接監修してはおらず、相談を担当したFPとしてご紹介しています。

最終確認日:2026年4月26日

※本記事は2026年4月時点の一般的な情報であり、個別の税務・経営・法務相談に代わるものではありません。各制度の適用要件・税額は個人の状況により異なります。実行にあたっては、必ず公式情報および税理士・社労士・FP・弁護士など専門家にご相談ください。本記事の情報により生じたいかなる損害についても、当サイトでは責任を負いかねます。