保険・医療

生命保険のタイプ別比較|掛け捨て・貯蓄型・終身・定期・収入保障の選び方【2026】

家族で生命保険のタイプを比較しながら判断する場面
「タイプを揃えて比べる」ことが、目的に合った保険選びの第一歩です。

生命保険は大きく 7タイプ(掛け捨て/貯蓄型/終身/定期/収入保障/定期医療/終身医療)に分かれます。同じ保障額でも、掛け捨て型と貯蓄型では月額保険料が数倍違い、向き不向きも全く異なります。本ページでは、各タイプの特徴を 比較表 で並べ、年代別・目的別の選び方の判断軸を中立的に解説します。「掛け捨てじゃない生命保険」「医療保険終身必要か」など、よくある検索意図に対する答えも整理しています。

目次
  1. 7タイプ比較表
  2. 掛け捨て型 vs 貯蓄型 — 判断軸
  3. 定期保険 vs 終身保険 — 判断軸
  4. 定期医療 vs 終身医療 — 判断軸
  5. 年代別の選び方
  6. 女性の選び方
  7. 60代から入る場合
  8. 取扱会社一覧(例)
  9. よくある質問
  10. セカンドオピニオンで相談する

はじめにご確認ください

本ページは、生命保険の各タイプの一般的な仕組みを説明する情報提供を目的としたものです。個別商品の内容説明、特定の保険会社または保険商品の推奨、契約の勧誘を目的とするものではありません。最新の保障内容・保険料・取扱状況は、各保険会社の公式情報および契約締結前交付書面でご確認ください。

いまの保険、「入ったときのまま」になっていませんか

当メディアが公開した実態調査(2026年7月・回答781名)では、生命保険加入者の56%が「10年以上前に加入したまま」63%が「保険やお金を相談できる担当FPがいない」と回答しました(調査リリース)。

  • 更新型は、更新のたびに保険料が上がります。更新時の年齢で保険料が再計算される仕組みのため、通知を確認しないまま自動更新が続いている契約も少なくありません。
  • 見直しの選択肢は、健康なうちほど広く保てます。加入・乗り換えには健康状態の告知が必要なため、健康状態が変わると選べる範囲は狭くなります。
  • 商品や予定利率は、加入時から改定されています。家族構成や住宅ローン残高の変化もあわせると、必要保障額と保険料のバランスが加入時のままちょうど良いとは限りません。

保障の「入りすぎ・不足・重複」は、放置した年数のぶんだけ広がりやすくなります。読み終えたら、いまの契約が現在のあなたに合っているかを一度確かめてみてください。

7タイプ比較表

主な生命保険7タイプを、保険料水準・解約返戻金・向くケース・関連ページで横並びに整理します。

タイプ 保険料の目安 解約返戻金 向くケース 関連ページ
掛け捨て型割安なし/ごく少額子育て期の大きな保障を割安に掛け捨て生命保険とは
貯蓄型高めあり(解約時期で変動)資産形成・相続対策貯蓄型保険とは
終身保険中〜高あり(払込完了後に増加)一生涯の保障・葬儀費用・相続対策終身保険とは
定期保険最も割安なし/ごく少額一定期間(10年・60歳まで等)の大きな保障定期保険とは
収入保障保険割安なし遺族が毎月の生活費を受け取る形で備える収入保障保険とは
定期医療保険割安なし若年期に医療保障を割安に医療保険とは
終身医療保険中〜高なし/ごく少額一生涯の医療保障を加入時の保険料で固定終身医療保険は必要か

掛け捨て型 vs 貯蓄型 — 判断軸

掛け捨て型 は同じ保障額の中で 最も保険料が安い タイプで、解約返戻金がない(または極少額)です。「もったいない」と感じる方もいますが、必要な期間に必要な保障を割安に確保するという目的では合理的な選択です。子育て期の数千万円規模の保障を確保したい場合、貯蓄型では月額保険料が家計を圧迫することもあります。

貯蓄型 は保険料が高めですが、解約返戻金や満期金が貯まる仕組みを持ち、目的が「保障+貯蓄性」「相続対策」「葬儀費用準備」など長期にわたる場合に向きます。ただし、貯蓄目的だけならNISA・iDeCoの方が運用効率が良いケースもあるため、保険を貯蓄手段として使う必要があるかは慎重に検討してください。

定期保険 vs 終身保険 — 判断軸

定期保険 は10年・60歳まで等の一定期間の保障で、保険料が最も割安です。子育て期や住宅ローン残債がある期間など、明確な保障必要期間に向きます。期間が終われば保障も終わるため、更新型の場合は更新時に保険料が上がる点に注意してください。

終身保険 は一生涯の保障で、解約返戻金が時間とともに貯まります。葬儀費用準備(200〜300万円程度の保障)や相続対策(生命保険の非課税枠 500万円×法定相続人を活用)に使われることが多いタイプです。保険料は定期保険より大幅に高く、加入後早期解約では元本割れします。

定期医療保険 vs 終身医療保険 — 判断軸

定期医療保険 は一定期間(10年・60歳まで等)の医療保障で、若年期の保険料が低いのが特徴です。更新型では更新時に保険料が再計算されるため、高齢期には大幅に上がる可能性があります。

終身医療保険 は一生涯の医療保障で、加入時の保険料が固定されます。高齢期の医療費に備えたい場合に向きますが、若年期から終身型に入ると保険料負担が長期化します。公的医療保険(高額療養費制度)でカバーされる範囲も大きいため、貯蓄が一定額あれば民間医療保険を最小限にする選択もあります。

年代別の選び方

  • 20〜30代:子育て期の大きな保障を割安に確保したい場合、定期保険+収入保障保険の組み合わせが選択肢に入ります。医療保障は終身医療保険で早期固定する選択肢も。
  • 40〜50代:子の独立後は保障必要額が減るため、定期保険の解約・減額や、終身保険による相続対策への切り替えを検討する時期です。
  • 60代以降:葬儀費用準備・相続対策が主目的になります。一時払い終身保険や引受基準緩和型終身保険が選択肢に入ります。

女性の選び方

女性は 女性疾病保険・女性医療保険(乳がん・子宮がん等の女性特有疾病に手厚い保障)が選択肢に入ります。また、妊娠・出産時の保障内容(帝王切開・切迫早産等の入院給付)も確認ポイントです。一方で、公的医療保険+高額療養費制度でカバーされる範囲も大きいため、過剰に保険を重ねないことも重要です。詳しくは 女性向け医療保険のポイント もあわせてご確認ください。

60代から入る場合

60代でも加入可能な商品はあります:

  • 引受基準緩和型終身保険:告知2〜5項目で済むタイプ。持病があっても加入できる場合があります。
  • 無選択型終身保険:告知不要だが保険料が高めで、加入後2年以内の死亡では既払保険料相当額のみ支払われる商品が一般的です。
  • 一時払い終身保険:まとめ払いで葬儀費用や相続対策(非課税枠500万×法定相続人)に活用できます。

健康状態・準備可能な金額・目的(葬儀費用/相続対策/医療費備え)で選び方が変わります。詳しくは 高齢者向け医療保険 もあわせてご確認ください。

取扱会社一覧(例)

当社は保険会社の委託を受けて保険契約の締結の媒介・代理を行う保険募集人です。生命保険のタイプ別比較に関連して当社が取り扱う主な生命保険会社は、アクサ生命、アクサダイレクト生命、朝日生命、アフラック生命、エヌエヌ生命、オリックス生命、かんぽ生命、ジブラルタ生命、住友生命、ソニー生命、大樹生命、太陽生命、第一生命、大同生命、チューリッヒ生命、東京海上日動あんしん生命、日本生命、ネオファースト生命、はなさく生命、富国生命、フコクしんらい生命、プルデンシャル生命、マニュライフ生命、三井住友海上あいおい生命、みどり生命、明治安田生命、明治安田トラスト生命、メットライフ生命、メディケア生命、ライフネット生命、楽天生命、FWD生命、SBI生命、SOMPOひまわり生命、T&Dフィナンシャル生命です(五十音順)。取扱状況は変わることがあるため、最新は各社の公式情報でご確認ください。掲載は取り扱う主な会社の例であり、優劣・順位や特定商品の推奨を示すものではありません。

よくある質問

掛け捨てじゃない生命保険にはどんな種類がありますか?

掛け捨てでない(=貯蓄性のある)生命保険には、終身保険、養老保険、低解約返戻金型終身保険、外貨建て終身保険、変額保険などがあります。これらは解約返戻金が貯まる仕組みを持ち、相続対策・資産形成・葬儀費用準備など長期目的に使われます。一方で同じ保障額なら掛け捨て型より保険料が高めです。目的が「一定期間の保障だけ確保したい」のか「保障+貯蓄性も求めたい」のかで選び方が変わります。

医療保険は終身と定期どちらが必要ですか?

目的によって変わります。終身医療保険は一生涯の医療費保障を確保したい場合、保険料は加入時点で固定され、高齢でも保障が続きます。定期医療保険は一定期間(10年・60歳まで等)の保障を割安に確保したい場合、若い時期の保険料が低いのが特徴です。公的医療保険(高額療養費制度)でカバーされる範囲も大きいため、貯蓄が一定額あれば民間医療保険を最小限にする選択もあります。家計の余白と万一の不安のバランスで判断してください。

女性が選ぶときに見るポイントは?

女性特有疾病(乳がん・子宮がん等)への保障が手厚い女性疾病保険・女性医療保険が選択肢に入ります。また、妊娠・出産時の保障内容(帝王切開・切迫早産等の入院給付)も確認ポイントです。一方で、公的医療保険+高額療養費制度でカバーされる範囲も大きいため、過剰に保険を重ねないことも重要です。詳しくは 女性向け医療保険のポイント もご確認ください。

60代から入れる生命保険はありますか?

60代でも加入可能な商品はあります:①引受基準緩和型終身保険(告知2〜5項目で済む)、②無選択型終身保険(告知不要だが保険料が高め)、③一時払い終身保険(まとめ払いで葬儀費用や相続対策に)。ただし保険料は若年期より大幅に高く、加入後の削減期間(1〜2年)がある商品もあります。健康状態・準備可能な金額・目的(葬儀費用/相続対策/医療費備え)で選び方が変わります。

タイプ別の保険料はどれくらい違いますか?

同じ保障額・同じ年齢でも、掛け捨て型と貯蓄型では月額保険料が 数倍違うこと があります。一般論として、定期保険<収入保障保険<定期医療保険<終身医療保険<終身保険<貯蓄型終身保険<外貨建て終身保険 の順に保険料が高くなる傾向です(商品により例外あり)。「保険料が安い=得」ではなく、目的に対する費用対効果で判断する必要があります。一度の比較見積もりで複数タイプを並べて見ると判断しやすくなります。

セカンドオピニオンで相談する

前述の実態調査では、63%の方が「保険やお金を相談できる担当FPがいない」と回答しています。契約内容と現在の状況のずれは放置した期間のぶんだけ広がりやすい一方、確かめること自体は無料・30分からの相談で始められます。特定の商品をすすめることはありません。

生命保険の選び方は、目的(保障/貯蓄/相続対策)・年代・家計余白・健康状態の組み合わせで最適解が変わります。すでに加入している保険を含めて整理したい場合、特定の保険会社に偏らない 中立的なセカンドオピニオン としてのFP相談が選択肢に入ります。無料相談の予約 から30分の Google Meet 相談を受けられます(インストール不要・服装自由)。

出典・参考

本ページは情報提供を目的としたものであり、特定の保険商品の推奨・契約勧誘を目的とするものではありません。最新の保障内容・保険料・取扱状況は、各保険会社の公式情報および契約締結前交付書面でご確認ください。