税制2026

ふるさと納税 × 住宅ローン控除
併用時の限度額と落とし穴

公開日: 更新日: 執筆:IKIGAI TOWN 編集部

結論:ふるさと納税と住宅ローン控除は併用できますが、住宅ローン控除を使うとふるさと納税の実質的な限度額は小さくなる可能性があります。特に住宅ローン控除を住民税から差し引くタイプの方は要注意。本記事では、限度額計算の正しい考え方と、初年度/2年目以降の手続きの違いを整理します。

この記事の結論

  • ふるさと納税と住宅ローン控除は併用OK
  • 住宅ローン控除で住民税から控除を受ける方は、ふるさと納税の限度額が下がる可能性。
  • 初年度(住宅ローン控除を初めて受ける年)は確定申告必須。ワンストップ特例は使えない。
  • 2年目以降は、確定申告しないならワンストップ特例OK。
  • シミュレータで"自分の限度額"を必ず計算。

なぜ限度額が変わるのか

ふるさと納税の実質限度額は「住民税の所得割額」をベースに計算されます。一方、住宅ローン控除のうち所得税で控除しきれない分は住民税から差し引かれるため、住民税ベースのふるさと納税限度額がわずかに縮む構造になります。ただし影響は多くの場合数千円〜1万円程度で、致命的ではありません。

限度額シミュレーション例

年収住宅ローン控除なし住宅ローン控除あり(住民税控除発生)
500万円(独身)約 6.1万円約 5.8万円
700万円(夫婦+子1)約 8.6万円約 8.2万円
1,000万円(夫婦+子1)約 15.7万円約 15.0万円

差は数千円〜1万円程度。住宅ローン控除を放棄してふるさと納税を最大化する意味はなく、両方最大限に使うのが正解です。

初年度は確定申告、2年目以降はワンストップで

住宅ローン控除の初年度は確定申告必須のため、ふるさと納税もまとめて確定申告します。2年目以降は住宅ローン控除が年末調整で処理されるので、ふるさと納税はワンストップ特例(5自治体以内)が使えます。

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※ 本記事は2026-04-19時点の公表情報・一般的傾向を整理したものです。金利・税制・各種条件は随時変更される可能性があります。実際の判断時には各金融機関の公式情報および専門家への相談をご利用ください。本記事は特定の金融商品の勧誘を目的とするものではありません。

IKIGAI TOWN 編集長より

塩飽 哲生

塩飽 哲生(しわく てつお)

IKIGAI TOWN 編集長 / スペシャリスト・ドクターズ株式会社 代表取締役

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