FP相談実例 / 家計見直し

旅行・仕送り・保険を含む家計の持続性を確認したい(事例#0207)

公的保障・既契約・貯蓄で担う範囲を分けて確認する

家族の将来資金と老後の暮らしを表にして確認する場面
将来不安を、必要額、時期、使ってよいお金に分けて整理します。

FPの回答ポイント:3%物価上昇では赤字化するため1%前提で現実的に試算する方針

Q ご相談内容

旅行・仕送り・保険を含む家計の持続性を確認したい

60代後半です。63歳頃から国内旅行に行きたいと考えており、80歳頃まで年間20万円程度を想定しています。車検は2年に1回で年間8万円、家電の買い替えに30万円、仕送りも年間144万円ほどあります。投資は月24000円程度を80歳まで継続する想定で、医療・がん保険にも複数加入しています。

今後の家計の持続性と、万一の際に残すべき現金の目安を知りたいです。子どもへの仕送りや投資の継続、家電の買い替えなど大きな出費も考慮しながら、老後に無理なくやりくりできるか確認したいです。保険料の負担も踏まえて、長期的な収支の見通しを知りたいと考えています。

将来に向けて安心できる家計と運用の形を整えたく、今回のご相談を通じて全体像を把握したいと考えています。

A FPからの回答

3%物価上昇では赤字化するため1%前提で現実的に試算する方針

どちらかが亡くなられた場合の生活立て直しに必要な銀行預金の目安は、今回のライフプランだと約175万円です。お葬式費用や各種手続きなど、突発的な支出に備える流動性として最低限残しておくのがおすすめです。物価上昇率3%で100歳までを計算すると、ほとんどの方が赤字になるため、実際には1〜1.2%前後を前提に試算する方が現実的です。

現在は1%で設定していますが、後で3%との比較もお見せできます。年表では、ご家族の将来年齢や旅行・車検などのイベントが点で表示され、仕送り終了後や食費の変化など支出の変化点がひと目で分かるようになっています。現時点では世帯年収404万円ほどで、今後の支出変化を踏まえると老後も大きな問題なくやりくりできる見込みです。

ライフプランの年表を見ていただくことで、将来のイベントと資産残高の推移を直感的に把握できます。3%の物価上昇ケースも並行して確認でき、保険料や仕送りの調整余地も見えてくる設計です。

編集部解説:「家計見直し」の基礎知識

家計見直しの王道は「固定費の削減>変動費の節約」。通信・保険・サブスクなど一度見直せば翌月から効果が続く項目を優先します。

知っておきたい基礎知識

  • 固定費の主役:住居費・通信費・保険料・サブスクの4つで月10万円超のご家庭も多い。年単位での見直しが効く。
  • 先取り貯蓄:給与振込口座から自動的に別口座へ移す。残ったお金で生活する仕組みが最強。
  • 3口座管理:「日々使う口座」「貯める口座」「投資する口座」に分けると家計が見える化する。
  • 家計簿アプリ:マネーフォワード・Zaim等で連携すれば、固定費の重複や不要なサブスクを発見しやすい。

実践のヒント

  1. 通信費は格安SIMで月3,000円以上、ご家族で月1万円以上の削減が見込めることが多い。
  2. 保険は「公的保障+会社の保障+既加入分」を整理し、不要な重複を解約する。
  3. クレジットカードは2〜3枚に絞り、固定費を集約してポイント還元を最大化する。
  4. 毎月の収支を「先取り貯蓄→固定費→変動費」の順で配分し、残ったら投資に回す。

※ 本セクションは編集部による一般的な解説であり、個別のご相談に対するFPの回答ではありません。実際の判断には、ご自身の状況に応じたFPへの個別相談をおすすめします。

※ 本相談事例は、実際のFP面談を元に個人が特定できないよう編集・要約した参考情報です。回答内容は個別状況に合わせたものであり、すべての方に当てはまるものではありません。実際の金融商品・保険商品の選定にあたっては、必ずご自身でご判断ください。

必要な保障を自分の状況で確認する

今の保障内容と、公的制度で補える範囲を整理したい方へ

確認する時期: 新規申込・更新・解約・保障内容の変更を決める前

初回は、加入中の保障と家計の状況を確認し、不足・重複を確認する順序を口頭で整理します。

記事の回答はここまでです。予約前に、相談内容と現在の案内条件をご確認ください。

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本相談事例は、実際のFP面談を元に個人が特定できないよう編集・要約した参考情報です。回答内容は個別状況に合わせたものであり、すべての方に当てはまるものではありません。FPは記事を直接監修してはおらず、相談を担当したFPとしてご紹介しています。

最終確認日:2026年4月26日

※本記事は2026年4月時点の一般的な情報であり、個別の税務・経営・法務相談に代わるものではありません。各制度の適用要件・税額は個人の状況により異なります。実行にあたっては、必ず公式情報および税理士・社労士・FP・弁護士など専門家にご相談ください。本記事の情報により生じたいかなる損害についても、当サイトでは責任を負いかねます。