FP相談実例 / NISA・iDeCo・投資

お給料以外の資産形成と投資用マンションを相談(事例#0084)

賃料・空室・運営費・融資条件・出口を同じ収支表に置く

家族でマンション購入後の暮らしと将来の住み替えを話し合う場面
物件価格だけでなく、管理費、修繕費、将来売れるかまで家計の中で見ます。

FPの回答ポイント:投資用物件は継続か売却かを早めに市場調査、ドル建保険も見直し

Q ご相談内容

お給料以外の資産形成と投資用マンションを相談

給与以外のところで資産を作り、老後の生活に余裕を持たせたいと考えています。現状は投資信託で運用しつつ、投資用マンションを数部屋保有していますが、ローンの関係で毎月6万円ほどキャッシュアウトが出ています。保険はドル建てで月7万円ほど払っており、20万ドルの保障があります。

マンションと保険、どちらも見直し時期なのか、継続すべきか迷っています。

A FPからの回答

投資用物件は継続か売却かを早めに市場調査、ドル建保険も見直し

投資用マンションは、老後に家賃収入源として持ち続ける選択肢もありますが、今後の教育費支出期にキャッシュアウトが重なるときつくなります。今の段階で販売に出した場合のキャッシュフロー影響を試算し、売却可能性を探っておくのも有効です。ドル建ての終身保険は、円安で毎月の負担は増えていますが、同時に20万ドル(約3,000万円)の保障額も円ベースで大きくなっているメリットがあります。

解約返戻金も外貨ベースで積み上がっているので、ライフプランに応じて解約して別商品に乗り換える選択肢も出てきます。教育費・老後資金・保障のバランスを踏まえて、どこを優先するかを決めていきましょう。

編集部解説:「NISA・iDeCo・投資」の基礎知識

NISA と iDeCo は目的が異なる制度です。NISA は「いつでも引き出せる非課税投資」、iDeCo は「60歳まで引き出せない代わりに掛金が全額所得控除される私的年金」。どちらか一方ではなく、ライフプランに沿った併用が現実的な選択肢です。

知っておきたい基礎知識

  • 新NISAの枠組み:つみたて投資枠 年120万円+成長投資枠 年240万円、生涯投資枠 1,800万円、非課税期間は無期限。売却すると翌年以降に枠が復活する。
  • iDeCoの税メリット:掛金は全額所得控除、運用益は非課税、受取時は公的年金等控除または退職所得控除が適用。ただし60歳までは原則引き出せない。
  • 長期・積立・分散:短期の値動きに一喜一憂せず、全世界株式や米国株式のインデックスファンドを10〜30年かけて積み立てるのが基本戦略。
  • リスク許容度の確認:年齢・資産規模・収入の安定性で許容できる下落幅は大きく変わる。年間最大下落▲30%まで耐えられるかを想定しておく。

実践のヒント

  1. つみたて投資枠で低コストの全世界株式インデックスファンドを月5〜10万円から始める。
  2. iDeCo は会社員なら月2.3万円、自営業なら月6.8万円など職業で上限が変わる。まず上限を確認。
  3. 成長投資枠は高配当株や個別株の練習枠として使い、生活防衛資金とは完全に分けて管理する。
  4. 受取時の課税も含めて設計する必要があるため、60歳に近づいたら出口戦略をFPと相談するのが無難。

※ 本セクションは編集部による一般的な解説であり、個別のご相談に対するFPの回答ではありません。実際の判断には、ご自身の状況に応じたFPへの個別相談をおすすめします。

※ 本相談事例は、実際のFP面談を元に個人が特定できないよう編集・要約した参考情報です。回答内容は個別状況に合わせたものであり、すべての方に当てはまるものではありません。実際の金融商品・保険商品の選定にあたっては、必ずご自身でご判断ください。

運用の条件を自分の状況で確認する

使える制度、運用期間、許容できる値動きを整理したい方へ

確認する時期: 運用を始める・増やす前、または使う時期が変わる前

初回は、現在の資産・毎月の余力・使う時期を確認し、比較すべき選択肢を口頭で整理します。

記事の回答はここまでです。予約前に、相談内容と現在の案内条件をご確認ください。

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本相談事例は、実際のFP面談を元に個人が特定できないよう編集・要約した参考情報です。回答内容は個別状況に合わせたものであり、すべての方に当てはまるものではありません。FPは記事を直接監修してはおらず、相談を担当したFPとしてご紹介しています。

最終確認日:2026年4月26日

※本記事は2026年4月時点の一般的な情報であり、個別の税務・経営・法務相談に代わるものではありません。各制度の適用要件・税額は個人の状況により異なります。実行にあたっては、必ず公式情報および税理士・社労士・FP・弁護士など専門家にご相談ください。本記事の情報により生じたいかなる損害についても、当サイトでは責任を負いかねます。