FP相談実例 / 家計見直し

夫婦、老後2,000万円問題に対応できるか確認したい(事例#0410)

生活費・年金・現預金・予定支出を年ごとに置く

老後資金と使ってよいお金を逆算して家計を整える場面
年金額だけでなく、医療費、楽しみ、使ってよいお金の余白まで確認します。

FPの回答ポイント:年間収支の試算と予期せぬ出費への備えを含めた設計を提案

Q ご相談内容

夫婦、老後2,000万円問題に対応できるか確認したい

老後に向けて貯蓄や資産の目標が明確になっていません。国会で老後2,000万円問題が取り上げられた記憶があり、2,000万円という金額に大きな不安を感じています。性格的に、これまで積極的な投資や運用に踏み出せずにきました。現状の説明を聞いても、本当に自分の性格や生活スタイルに合っているのか疑問があります。

85歳までを想定して、現在の貯蓄を使い切るような設計で老後を過ごしたいとも思っていますが、予期せぬ出費があった場合の対応にも不安があります。

A FPからの回答

年間収支の試算と予期せぬ出費への備えを含めた設計を提案

現状の収支はほぼトントンの状態で、固定資産税や車検、自動車税などの年間支出を加味すると年間で約180万円の生活費と約50万円の年間支出となり、合計230万円程度の支出となっています。奥様の年金分が貯蓄に回せる状況ですので、少しずつ預金が増えている状態です。85歳までを想定した場合、現状の貯蓄でおおむね生活できる見通しですが、リフォームなどの予期せぬ出費が発生した際の備えが課題となります。

予備資金として100万〜200万円程度を手元に確保しつつ、固定費の見直しと将来の支出計画を整理することで、より安心した老後生活が送れます。

編集部解説:「家計見直し」の基礎知識

家計見直しの王道は「固定費の削減>変動費の節約」。通信・保険・サブスクなど一度見直せば翌月から効果が続く項目を優先します。

知っておきたい基礎知識

  • 固定費の主役:住居費・通信費・保険料・サブスクの4つで月10万円超のご家庭も多い。年単位での見直しが効く。
  • 先取り貯蓄:給与振込口座から自動的に別口座へ移す。残ったお金で生活する仕組みが最強。
  • 3口座管理:「日々使う口座」「貯める口座」「投資する口座」に分けると家計が見える化する。
  • 家計簿アプリ:マネーフォワード・Zaim等で連携すれば、固定費の重複や不要なサブスクを発見しやすい。

実践のヒント

  1. 通信費は格安SIMで月3,000円以上、ご家族で月1万円以上の削減が見込めることが多い。
  2. 保険は「公的保障+会社の保障+既加入分」を整理し、不要な重複を解約する。
  3. クレジットカードは2〜3枚に絞り、固定費を集約してポイント還元を最大化する。
  4. 毎月の収支を「先取り貯蓄→固定費→変動費」の順で配分し、残ったら投資に回す。

※ 本セクションは編集部による一般的な解説であり、個別のご相談に対するFPの回答ではありません。実際の判断には、ご自身の状況に応じたFPへの個別相談をおすすめします。

※ 本相談事例は、実際のFP面談を元に個人が特定できないよう編集・要約した参考情報です。回答内容は個別状況に合わせたものであり、すべての方に当てはまるものではありません。実際の金融商品・保険商品の選定にあたっては、必ずご自身でご判断ください。

年金と生活費の条件を自分の状況で確認する

受給時期、手取り、退職後の支出を一緒に整理したい方へ

確認する時期: 受給請求や退職日、繰上げ・繰下げを決める前

初回は、年金見込額と退職後の支出を確認し、受給前に比較すべき選択肢を口頭で整理します。

記事の回答はここまでです。予約前に、相談内容と現在の案内条件をご確認ください。

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本相談事例は、実際のFP面談を元に個人が特定できないよう編集・要約した参考情報です。回答内容は個別状況に合わせたものであり、すべての方に当てはまるものではありません。FPは記事を直接監修してはおらず、相談を担当したFPとしてご紹介しています。

最終確認日:2026年4月26日

※本記事は2026年4月時点の一般的な情報であり、個別の税務・経営・法務相談に代わるものではありません。各制度の適用要件・税額は個人の状況により異なります。実行にあたっては、必ず公式情報および税理士・社労士・FP・弁護士など専門家にご相談ください。本記事の情報により生じたいかなる損害についても、当サイトでは責任を負いかねます。