FP相談実例 / 家計見直し

子どもの大学進学と老後資金の両立を整理したい(事例#0497)

生活費・年金・現預金・予定支出を年ごとに置く

老後資金と使ってよいお金を逆算して家計を整える場面
年金額だけでなく、医療費、楽しみ、使ってよいお金の余白まで確認します。

FPの回答ポイント:債券中心の運用と教育費計画、住宅費・生活費を細かく入力

Q ご相談内容

子どもの大学進学と老後資金の両立を整理したい

現在60代後半で、家計は大まかに把握している程度です。妻に生活費を渡し、カード払いの金額で支出を掴んでいます。子どもは塾には通っておらず、定期代程度の教育費です。ソフトバンク劣後債などを複数保有し、為替リスクを避けるために円建て債券で運用しています。

預貯金の定期では利回りが低かった時期に、債券で少しでもリターンを取ろうと組み替えてきました。子どもの大学進学(農学部志望)と老後資金の両立について、全体をシミュレーションしたいと考えています。

A FPからの回答

債券中心の運用と教育費計画、住宅費・生活費を細かく入力

家計全体を把握した上で、生活費や住宅費を細かく入力してシミュレーションを作成します。月の総支出は約25万円、固定資産税は年3万円、子ども費は定期代中心です。債券は3年前購入で満期まで2〜3年のものや、満期まで23年の長期債、1,000万円規模のものを複数お持ちです。

ソフトバンク劣後債を円建てで保有されているのは、為替リスクを避けつつ利回りを確保する戦略として合理的です。お子様の進学先が私立理系(農学部)となる可能性も想定し、東京農業大学などを含めた学費を計算に入れます。定年退職は62歳で、その後再雇用で給料は役職定年後7割→さらに下がる想定を織り込みます。

こうした前提で、教育費と老後資金を両立できるかを試算していきましょう。

編集部解説:「家計見直し」の基礎知識

家計見直しの王道は「固定費の削減>変動費の節約」。通信・保険・サブスクなど一度見直せば翌月から効果が続く項目を優先します。

知っておきたい基礎知識

  • 固定費の主役:住居費・通信費・保険料・サブスクの4つで月10万円超のご家庭も多い。年単位での見直しが効く。
  • 先取り貯蓄:給与振込口座から自動的に別口座へ移す。残ったお金で生活する仕組みが最強。
  • 3口座管理:「日々使う口座」「貯める口座」「投資する口座」に分けると家計が見える化する。
  • 家計簿アプリ:マネーフォワード・Zaim等で連携すれば、固定費の重複や不要なサブスクを発見しやすい。

実践のヒント

  1. 通信費は格安SIMで月3,000円以上、ご家族で月1万円以上の削減が見込めることが多い。
  2. 保険は「公的保障+会社の保障+既加入分」を整理し、不要な重複を解約する。
  3. クレジットカードは2〜3枚に絞り、固定費を集約してポイント還元を最大化する。
  4. 毎月の収支を「先取り貯蓄→固定費→変動費」の順で配分し、残ったら投資に回す。

※ 本セクションは編集部による一般的な解説であり、個別のご相談に対するFPの回答ではありません。実際の判断には、ご自身の状況に応じたFPへの個別相談をおすすめします。

※ 本相談事例は、実際のFP面談を元に個人が特定できないよう編集・要約した参考情報です。回答内容は個別状況に合わせたものであり、すべての方に当てはまるものではありません。実際の金融商品・保険商品の選定にあたっては、必ずご自身でご判断ください。

年金と生活費の条件を自分の状況で確認する

受給時期、手取り、退職後の支出を一緒に整理したい方へ

確認する時期: 受給請求や退職日、繰上げ・繰下げを決める前

初回は、年金見込額と退職後の支出を確認し、受給前に比較すべき選択肢を口頭で整理します。

記事の回答はここまでです。予約前に、相談内容と現在の案内条件をご確認ください。

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本相談事例は、実際のFP面談を元に個人が特定できないよう編集・要約した参考情報です。回答内容は個別状況に合わせたものであり、すべての方に当てはまるものではありません。FPは記事を直接監修してはおらず、相談を担当したFPとしてご紹介しています。

最終確認日:2026年4月26日

※本記事は2026年4月時点の一般的な情報であり、個別の税務・経営・法務相談に代わるものではありません。各制度の適用要件・税額は個人の状況により異なります。実行にあたっては、必ず公式情報および税理士・社労士・FP・弁護士など専門家にご相談ください。本記事の情報により生じたいかなる損害についても、当サイトでは責任を負いかねます。