暗号資産(仮想通貨)税制の2026年度改正
現物据置・デリバティブは申告分離検討
「暗号資産がついに20%申告分離になる」というSNS情報が飛び交いますが、2026年度大綱では個人現物は据置です。実際の改正方向を整理しました。
個人 現物取引|総合課税のまま据置
2026年度大綱では、個人の暗号資産現物取引は引き続き雑所得・総合課税(最高55%・住民税含む)。20%申告分離への移行は2026年度では実現しません。
デリバティブ取引|申告分離課税への移行を検討明記
暗号資産デリバティブについては、金融商品取引法上の位置づけ整理と併せて申告分離課税(20.315%)化を引き続き検討と明記。2027年度以降の本格改正が予定されています。
法人 期末時価評価|継続保有は対象外を継続
2024年度改正で「継続保有目的+譲渡制限あり」の場合は期末時価評価対象外とされた取扱いを継続。短期売買目的の場合は時価評価対象。
NFT・ステーキング・エアドロップの税務
NFT譲渡は譲渡所得(個人)または事業所得・雑所得、ステーキング報酬は受取時点の時価で雑所得。エアドロップは受取時に雑所得計上。これらの取扱いは2026年度大綱でも変更なし。
よくある質問(FAQ)
損失の繰越控除は使えますか?
雑所得は損益通算・繰越控除不可。これも2026年度では変更なし。