FP相談実例 / 保険見直し

単身、保険見直しと将来の年金受取方法について相談したい(事例#0335)

生活費・年金・現預金・予定支出を年ごとに置く

老後資金と使ってよいお金を逆算して家計を整える場面
年金額だけでなく、医療費、楽しみ、使ってよいお金の余白まで確認します。

FPの回答ポイント:固定費・お墓・自宅維持費を整理し、資産形成の配分見直しを提案

Q ご相談内容

単身、保険見直しと将来の年金受取方法について相談したい

現在、生命保険や医療保険について加入状況を正確に把握できておらず、支払額や使い道についてあまり意識してきませんでした。以前加入していた医療保険は解約してしまい、今は必要最低限のものしか残っていません。今後は年金として受け取れる商品への変更も検討できると聞いたのですが、どうしたらよいか迷っています。

持ち家のマンションに住んでおり、今後の維持費やリフォーム費用、お墓の準備費用なども気になっています。預貯金と株式で一定の資産はあるものの、老後の生活費や突発的な支出に備えてどのように配分し直すべきかアドバイスをいただきたいです。

A FPからの回答

固定費・お墓・自宅維持費を整理し、資産形成の配分見直しを提案

まず固定費として必ず発生する自動車税や車検費用、自宅マンションの管理費や固定資産税を年間ベースで整理しておきましょう。お墓の準備は60万円程度から購入費用が必要となるケースが多く、残された家族の負担にならないよう早めの検討をおすすめします。自宅のリフォーム予算もライフプランに組み込み、将来の大きな支出に備えましょう。

資産形成については、現在の預貯金と株式の配分を確認したうえで、老後の生活費に充てる部分とリスクを取って運用する部分を分けて管理することが重要です。株式に関しては配当や値動きの特性を理解し、長期で保有できる銘柄と短期で見直すべき銘柄を整理して、無理のない運用配分にしていきましょう。

編集部解説:「保険見直し」の基礎知識

保険は「公的保障+勤務先の保障+既加入分」を整理した上で、足りない部分だけ民間保険で埋めるのが鉄則です。重ねて加入していないか、保障が不足していないかを定期的に見直します。

知っておきたい基礎知識

  • 公的保障の確認:高額療養費・傷病手当金・遺族年金で月いくら出るかを把握しないと、過剰な保険に入ってしまう。
  • 必要保障額:末子が独立するまでの生活費+教育費-(公的保障+預貯金+配偶者収入)で逆算する。
  • 定期 vs 終身:子育て期は定期で大きな保障、貯蓄・相続対策には終身など、目的別に使い分ける。
  • 払込総額:「月額」より「払込総額」と「解約返戻率」で比較する。低返戻率の貯蓄型保険には注意。

実践のヒント

  1. 加入中の保険証券をすべて並べ、「目的・保障期間・保険料・解約返戻金」を一覧化する。
  2. 高額療養費の自己負担上限額(年収別)を確認し、医療保険の必要性を再評価する。
  3. 勤務先の団体保険・グループ保険があれば、民間より割安なケースが多いので優先検討する。
  4. 貯蓄目的なら保険ではなくNISA・iDeCoの方が利回りで上回ることが多い。役割を分ける。

※ 本セクションは編集部による一般的な解説であり、個別のご相談に対するFPの回答ではありません。実際の判断には、ご自身の状況に応じたFPへの個別相談をおすすめします。

※ 本相談事例は、実際のFP面談を元に個人が特定できないよう編集・要約した参考情報です。回答内容は個別状況に合わせたものであり、すべての方に当てはまるものではありません。実際の金融商品・保険商品の選定にあたっては、必ずご自身でご判断ください。

必要な保障を自分の状況で確認する

今の保障内容と、公的制度で補える範囲を整理したい方へ

確認する時期: 新規申込・更新・解約・保障内容の変更を決める前

初回は、加入中の保障と家計の状況を確認し、不足・重複を確認する順序を口頭で整理します。

記事の回答はここまでです。予約前に、相談内容と現在の案内条件をご確認ください。

関連トピック(あとで読む)

出典・改訂履歴・免責事項を見る

本相談事例は、実際のFP面談を元に個人が特定できないよう編集・要約した参考情報です。回答内容は個別状況に合わせたものであり、すべての方に当てはまるものではありません。FPは記事を直接監修してはおらず、相談を担当したFPとしてご紹介しています。

最終確認日:2026年4月26日

※本記事は2026年4月時点の一般的な情報であり、個別の税務・経営・法務相談に代わるものではありません。各制度の適用要件・税額は個人の状況により異なります。実行にあたっては、必ず公式情報および税理士・社労士・FP・弁護士など専門家にご相談ください。本記事の情報により生じたいかなる損害についても、当サイトでは責任を負いかねます。