税金・節税

住民税決定通知書の見方
6月の通知で必ず確認する7項目【2026】

税金と固定費を確認して毎月の手取りの余白を整える場面
税金や控除の確認を、毎月の手取りと将来資金の判断につなげます。

住民税決定通知書は、会社員なら5月下旬〜6月に勤務先経由、普通徴収なら6月上旬〜中旬に自治体から届く納税通知書で確認します。まず右上の「差引納付額/特別徴収税額」で年の総額を把握します。

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目次(5セクション)
  1. 通知書の全体像(SVG再現)
  2. 各欄の意味と見方
  3. ふるさと納税が反映されているかチェック
  4. 定額減税が正しく引かれているかチェック
  5. 違和感があったらどうする?

通知書の全体像(SVG再現)

全国共通様式に近いイメージを簡易再現しました。実際の通知書は自治体によって項目の並びや色遣いが少し異なります。

令和8年度 給与所得に係る市民税・県民税 特別徴収税額の決定・変更通知書 【所得の内訳】 給与収入5,000,000円 給与所得3,560,000円 社会保険料控除700,000円 基礎控除430,000円 扶養控除330,000円 課税所得金額2,100,000円 【税額の内訳】 市民税 所得割126,000円 県民税 所得割84,000円 市民税 均等割3,500円 県民税 均等割1,500円 寄附金税額控除−18,000円 定額減税額−20,000円 差引納付額(年額)177,000円 【月別 特別徴収税額】(6月から翌年5月まで、12回に分けて給与から天引き) 6月 15,200円7月 14,700円8月 14,700円9月 14,700円10月 14,700円11月 14,700円 12月 14,700円1月 14,700円2月 14,700円3月 14,700円4月 14,700円5月 14,700円 ※ 6月分だけ端数調整のため少し多く、7月以降が均等額となるのが一般的。 ※ ふるさと納税の寄附金税額控除・定額減税の金額がここで確認できます。

各欄の意味と見方

① 課税所得金額

年収から給与所得控除・社会保険料・基礎控除・扶養控除などを差し引いた「住民税の計算ベースとなる金額」です。ここに10%をかけたものが所得割のベースになります。

② 所得割(市民税・県民税)

課税所得×10%。標準では市民税6%+県民税4%ですが、政令指定都市では市民税8%+県民税2%です。

③ 均等割

所得に関係なく定額でかかる部分。市民税3,500円+県民税1,500円+森林環境税1,000円=5,000円が一般的です。

④ 寄附金税額控除

ふるさと納税や自治体への寄附、認定NPOへの寄附が反映される欄です。「基本分10%」と「特例分(ふるさと納税のみ)」の2種類があり、通知書には合算または内訳で記載されます。

⑤ 定額減税額

2024年度から始まった定額減税の住民税分。本人+扶養1人あたり1万円が差し引かれます。欄が別建てで設けられている自治体が多いですが、所得割から直接控除として表記されるケースもあります。

⑥ 月々の特別徴収額

年額を12か月で割った金額。端数処理の都合で6月分だけ数百円多く、7月〜翌年5月は均等額になるのが標準です。

⑦ 差引納付額(年額)

所得割+均等割−寄附金税額控除−定額減税の最終金額。これが給与から天引きされる1年分の総額です。

ふるさと納税が反映されているかチェック

ふるさと納税をした方は、通知書の「寄附金税額控除」欄に金額が入っているかを必ず確認してください。反映の目安はおおむね次のとおりです。

  • 寄附額 − 2,000円 ≒ 所得税還付分+住民税控除分の合計
  • そのうち住民税の控除分が、通知書の「寄附金税額控除」に表示される

注意

ワンストップ特例を申請した方は「全額が住民税の控除」として計上されます。確定申告した方は、所得税から還付を受けた残額が住民税の控除となるため、通知書に載る金額は寄附額より小さく見えます。「控除されていない!」と慌てる前に、確定申告書と照合してください。

定額減税が正しく引かれているかチェック

2026年度の住民税から、本人+扶養家族(控除対象配偶者+扶養親族)1人あたり1万円が差し引かれています。

  • 本人のみ:10,000円
  • 本人+配偶者:20,000円
  • 本人+配偶者+子1人:30,000円
  • 本人+配偶者+子2人:40,000円

通知書の「定額減税額」欄(自治体によっては摘要欄)で、上記金額どおりに引かれているか確かめましょう。所得割が小さくて引ききれない分は、自治体から「調整給付金」として現金で支給されます。

違和感があったらどうする?

「去年より急に高い」「ふるさと納税が反映されていない気がする」と感じたら、次の順で確認します。

  1. 源泉徴収票の「給与収入」「社会保険料」と、通知書の各欄を照合
  2. ふるさと納税の寄附金受領証・ワンストップ特例申請書の提出状況を確認
  3. それでも合わなければ、通知書に記載の市区町村の住民税担当窓口に電話で問い合わせ

自治体側の入力ミスで数値がズレているケースもあり、窓口で修正してもらえることもあります。通知書は必ず保管しておきましょう。

税金を調べたあとに

税金を確認したあと、手取りの余白を作る3つの見方

税率や控除を知るだけでは、毎月の手取り不安は解けません。通知書、控除、固定費を並べ、使ってよいお金を見える化します。

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ここまで読んだあとに

税金を見たあと、手取りから戻したい3つの楽しみ

控除や節税は、知識で終わらせず暮らしに戻して初めて価値があります。浮いたお金を、教育費や老後だけでなく今の楽しみにも分けます。

外食やカフェの時間を楽しむ体験
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相談者の声

税金を調べた人に近い相談者の声

税金を調べている方は、制度の意味だけでなく、手取りがいくら残るか、控除を見落としていないか、浮いたお金をどこへ回すかまで確認しています。

U.Kさん(30代・男性・会社員)

★★★★★ 年収700万円・制度活用で迷い

「自分の数字に当てはめて初めて、動く順番が分かりました」

扶養、配偶者控除、医療費控除、iDeCo、固定費を同じ表で確認したケース。

M.Sさん(40代・女性・共働き)

★★★★★ 住民税・教育費・手取り不安

「控除より先に、毎月残るお金を見る意味が分かりました」

住民税、保険料、教育費、貯蓄ペースを整理したケース。

T.Hさん(50代・男性・退職前)

★★★★★ 退職金・住民税・老後資金

「税金と老後資金を別々に見ていた不安がつながりました」

退職金、住民税、年金、保険、生活費を年表で見たケース。

※相談内容をもとに個人が特定されない形で要約した例です。実際の提案内容は家計・制度・時期により異なります。

無料相談の流れ

  1. STEP1. 予約

    希望日時を選んで、無料相談を予約します(Zoom30分から)。

  2. STEP2. 収入・控除・固定費の確認

    給与、住民税、所得税、扶養、保険料、医療費、固定費を確認します。

  3. STEP3. 手取りと控除漏れを整理

    使える控除、通知書の見方、申告が必要なものを家計への影響と一緒に見ます。

  4. STEP4. 浮いたお金の使い道を整理

    教育費、老後資金、住宅費へどう回すかを決めます。

相談を担当するFP

ファイナンシャルプランナー 三谷 望

三谷 望 (みたに のぞむ)

FP2級資産形成、家計見直し

柔らかい雰囲気で、初心者にも分かりやすい丁寧な資産形成のサポートが得意。 税金・控除・固定費を一緒に確認し、手取りの余白を整理します。

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本ページの制度概要・要件・税率は、以下の公式情報を編集部が確認のうえ整理しています(執筆時点)。最新かつ正確な情報は必ず各公式サイトでご確認ください。FPは記事を直接監修してはおらず、関連テーマでご相談を受けるFPとしてご紹介しています。

最終確認日:2026年4月20日

※本記事は2026年4月時点の一般的な情報であり、個別の税務・経営・法務相談に代わるものではありません。各制度の適用要件・税額は個人の状況により異なります。実行にあたっては、必ず公式情報および税理士・社労士・FP・弁護士など専門家にご相談ください。本記事の情報により生じたいかなる損害についても、当サイトでは責任を負いかねます。

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