不動産にかかる税金

不動産にかかる税金まるわかりハブ
買う・持つ・売る・継ぐで全部違う【2026】

公開日: 更新日: 執筆:IKIGAI TOWN 編集部

家にかかる税金は、ライフステージで4回やってきます。「買うとき」「持っているあいだ」「売るとき」「相続・贈与で継ぐとき」――それぞれ別の名前の税金が課されます。本ハブでは、8種類の税金を時系列で1枚に整理し、「自分は今どこにいるのか」が一目でわかるようにしました。各税金の詳細ページへの入口にもなります。

結論:4タイミング × 8種類で全部わかる

  • 買うとき:印紙税・登録免許税・不動産取得税・消費税
  • 持っているあいだ:固定資産税・都市計画税
  • 売るとき:譲渡所得税・住民税・印紙税
  • 継ぐとき:相続税・贈与税・登録免許税

タイミング別 税金の全体マップ

「不動産の税金は複雑」と言われますが、払うタイミングで整理すれば一気にシンプルになります。下の図はそれぞれのタイミングで発生する税金と、一般的な負担額の目安です。

① 買うとき

② 持っているあいだ

③ 売るとき

④ 継ぐとき

  • 相続税(基礎控除超過分に課税)
  • 贈与税(年110万円超)
  • 登録免許税(相続0.4%、贈与2.0%)

買うとき(取得時)の税金

家を買うときに発生する税金は、1年以内に払い切る一過性の負担です。住宅ローン契約書に貼る印紙、登記の登録免許税、引渡しから数か月後に来る不動産取得税、新築・建売の建物分にかかる消費税の4つで、合計すると物件価格の3〜5%が目安になります。

  • 印紙税:売買契約書・住宅ローン契約書に貼る印紙(軽減税率で1〜3万円)
  • 登録免許税:所有権移転登記・抵当権設定登記でかかる(評価額の0.3〜2.0%)
  • 不動産取得税:取得後3〜6か月で1回だけ来る(評価額の3〜4%、軽減後10〜40万円)
  • 消費税:建物分のみ10%。土地と中古個人売買は非課税

持っているあいだの税金

所有を続ける限り毎年払うのが固定資産税と都市計画税です。新築軽減が切れる4〜6年目に税額が突然上がるため、住宅ローンの返済計画は「軽減終了後の税負担」も込みで作る必要があります。詳細は 固定資産税完全ガイド に。

売るときの税金

売却で利益(譲渡所得)が出た場合のみ課税されます。所有期間5年超なら税率20.315%、5年以下なら39.63%という「5年の壁」が最大の論点です。マイホームなら3000万円特別控除で利益の3000万円分まで非課税にできます。

継ぐとき(相続・贈与)の税金

相続・贈与で家を引き継ぐときには、相続税(または贈与税)と登録免許税の2つがかかります。基礎控除(3000万円+600万円×法定相続人数)以下なら相続税はゼロですが、登記は必須です。相続税シミュレータ で先に試算しておくと安心です。

節税の優先順位とよくある誤解

不動産税の節税で本当に効くのは「制度の取りこぼしを防ぐこと」が90%です。怪しい節税スキームに飛びつく前に、まず以下を確認してください。

  1. 住宅ローン控除を最大限使う(13年・最大455万円)
  2. 新築・耐震・バリアフリー等の固定資産税軽減を申告漏れなく
  3. マイホーム売却時の3000万円特別控除を取り逃さない
  4. 相続発生前の暦年贈与・相続時精算課税の選択
  5. 空き家を持っている方は「特定空家等」指定で6倍化を回避

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※ 本記事は2026年4月時点の一般的な情報であり、個別の税務相談に代わるものではありません。税率・軽減措置は自治体や年度により異なります。実際の申告・納付にあたっては、必ず国税庁・お住まいの市区町村の公式情報、必要に応じて税理士等の専門家にご相談ください。

IKIGAI TOWN 編集長より

塩飽 哲生

塩飽 哲生(しわく てつお)

IKIGAI TOWN 編集長 / スペシャリスト・ドクターズ株式会社 代表取締役

家の税金は人生で4回やってきます。それぞれ別の制度なので、ひとつずつ理解すれば全体像はそれほど複雑ではありません。「自分の場合はどうだろう?」と感じた方は、無料のFP相談で、ご自身の30年後までの税負担を一緒に確かめてみてください。

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